- From: Takayuki Akimoto <taka-akimoto@thoton.co.jp>
- Date: Tue, 13 Jul 2010 19:43:51 +0900
- To: Ishii Koji <kojiishi@gluesoft.co.jp>
- Cc: "MURATA Makoto (FAMILY Given)" <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>, "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
石井さん、 1.組方向が1つなら、組方向切替のニーズはない >・英語(L2R)やアラビア語(R2L)、モンゴル語(T2B)など、 > 組方向切り替えが事実上、不必要な圧倒的多数の言語には、ほとんどメリットはない。 > この一文で何を仰りたいのかはっきり理解できておりませんが、 > LTR言語では通常は論理・物理が一致しているため、不要なのは確かです。 ●要するに、English, Russian, Greekはもちろん、Arabic, Hebrew, Mongolan等でも、 組方向は1つしか用いられないので、組方向切り替えのニーズはない。 しかし、Chinese, Japanese, Koreanでは、2つの組方向(横書きと縦書き)が 用いられるので切り替えのニーズがある、ということ。 2.ニーズの地域差 > ・さらにCJK言語(T2B/L2R併用)であっても、縦横切替の必要性は、 > 大陸、朝鮮半島北・南、日本、台湾では異なり、一様ではない。 > すみませんが、こちらも目的として何を仰りたいのかよく理解出来ていません ●日本では縦書きは多用されている。台湾では一定のニーズがある。 中国大陸や朝鮮半島ではあまり用いられない。 要するに漢字文化圏内でも地域毎に組方向切替のニーズに差がある、ということです。 3.理解しやすさ > 「理解しずらい」は主観的概念です。私の主観では理解しやすいし、秋元さんの主観では理解しずらい。複数の解があるから、オプションにしましょう、という提案に至っていると理解しています。 > 論理」「物理」の併用により、さらなる複雑化や混乱を招き易い。 > 仕様が増えれば複雑にはなりますが、それが「混乱を招く」のか「便利になる」のかは、単純に語れる問題ではないと考えています。私はもちろん便利になると考えており、混乱を招くとは思っていません。 > 混乱が想定されるケースがあるのであれば、それは改善するべきだと思いますから、その状況や予想を教えていただけますでしょうか? ●「理解のし易さ」については、英語ネイティブの人も含め、多くの人の意見を聞いてみたいところです。 「縦横切り替え」の書字文化を持たない人々や、非ITエンジニアにも、容易に受け入れられるよう、 概念を整理し、より的確な用語を用いるべきではないのか、というのが私の主旨と考えて頂いて結構です。 既存の位置指定系プロパティをオーバーライドするための、何らかの仕組みが必要だという点については、 私も基本的に賛成ですので。 誤解を与えてしまっていたら、申し訳なかったですが。 thoton 秋元 taka-akimoto@thoton.co.jp
Received on Tuesday, 13 July 2010 10:44:26 UTC