- From: Koji Ishii <kojiishi@gluesoft.co.jp>
- Date: Sat, 11 Dec 2010 02:37:35 -0500
- To: "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
間違えてMLじゃなくて山本さん個人に返信してしまったのですが、またまた有用なお返事をいただけたので、ご許可いただいて転送します。 -----Original Message----- From: Munehiro Yamamoto [mailto:munepixyz@gmail.com] Sent: Saturday, December 11, 2010 10:49 AM To: Koji Ishii Subject: Re: ルビと行間についてご意見ください 2010年12月11日3:10 Koji Ishii <kojiishi@gluesoft.co.jp>: > 山本さんの例において、ルビのサイズは、すべての版型において親文字の50%でしょうか? > 12Q 24Hの場合などは少し大きめのものを使うとか、13Qの場合には切り上げて7Qにする、 > などのケースは実際にどの程度あるか、もしご存知でしたら教えていただけますでしょうか? 基本的には、「親文字の50%」をまず考えてます。 実際に、モリサワのリューミンLで 13Q に対してルビを 6.5Q にすると、 ものすごくルビが小さく感じます。行送りが十分ありますので、 こういう場合は大抵 7Q にしています。 12Q 24Hの場合にルビを 親文字の50% +1Q にする場合もあります。 逆に、行送りが 150% になる場合は、ルビを 親文字の50% - 0.5Q などにしています。 以上を簡単にまとめますと、 ルビのサイズは、基本的に「親文字の50%」を基準にしますが、 組版指定のフォント、デザイン、本文および本文以外のパーツ(脚注やコラム、巻末など)だけでなく、 出版社の特色、編集者の好みに応じて、 「親文字の50%から誤差 1Q 程度」です。 -- 山本 宗宏 Munehiro "munepi" Yamamoto <munepi@vinelinux.org> GPG Key ID: 0xC24B55FD GPG Key Fingerprint: 61EC 85A8 5F34 5E35 91E8 8AD0 1D28 D5DE C24B 55FD
Received on Saturday, 11 December 2010 07:41:54 UTC