- From: Munehiro Yamamoto <munepixyz@gmail.com>
- Date: Thu, 9 Dec 2010 10:04:30 +0900
- To: "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
石井さん、 はじめまして、 山本宗宏@Project Vine です。 現在、普段は都内某所で TeX の編プロに務めています。 プライベートでは、Vine Linux の諸々に携わっております。 2010年12月9日0:49 Koji Ishii <kojiishi@gluesoft.co.jp>: > この案について、例えば > * line-heightで切り替える、というのは妥当かどうか。 > * 150%という数字は妥当かどうか。ルビ付きの文章は普通150%なんて狭い行間は使いません、ということでしたら、より大きい数字にすれば重なるリスクを減らせます。 > といった点が特に気になっていますが、それ以外でもどんなことでもいいので、ご質問、ご意見、お気づきになられたことがありましたら、フィードバックいただけると助かります。 いくつか実際の組版例を出します。 横組 1 段組:B5判 13Q 42字詰 31行 26H -> 200% 1 段組:A5判 13Q 34字詰 27行 25H -> 192% 1 段組:A5判 12Q 36字詰 28行 24H -> 200% 1 段組:B6判 13Q 29字詰 23行 25H -> 192% 2 段組:B5判 13Q 21字詰 43行 22H -> 169% 2 段組:B5判 12Q 23字詰 48行 18H -> 150% Q: 級数、H: 歯 上記の参考例からしますと、判型に依らずに、 1 段組の組版指定の line-height はだいたい 190〜200%で、 2 段組のそれは、だいたい 150〜170% という感じです。 もちろん、出版社によって色々と組版指定の特色が違います。 この例は、あくまでも紙面での体裁であって、 実際にデジタル端末で紙面の体裁をそのまま再現したところで、 読みやすいのかどうかはまた別問題と思います。 しかしながら、私は本提案の「150%」という数字が妥当だと思っています。 -- 山本 宗宏 Munehiro "munepi" Yamamoto <munepi@vinelinux.org> GPG Key ID: 0xC24B55FD GPG Key Fingerprint: 61EC 85A8 5F34 5E35 91E8 8AD0 1D28 D5DE C24B 55FD
Received on Thursday, 9 December 2010 07:20:30 UTC