- From: MURAKAMI Shinyu <murakami@antenna.co.jp>
- Date: Thu, 01 Apr 2010 23:51:01 +0900
- To: Kazuyuki Ashimura <ashimura@w3.org>
- Cc: public-html-ig-jp@w3.org
Kazuyuki Ashimura <ashimura@w3.org> wrote on 2010/03/31 15:14:57 > ご提案いただいている,「縦書きなど日本語組版に関係するCSS仕様について話 > し合う場」について,W3Cチーム内で以下の担当者と議論いたしました. > > * Mike Smith (HTML Activity Lead) > * Bert Bos (Style Activity Lead) > * Richard Ishida (I18N Activity Lead) > * 一色正男 (W3C/慶應サイトマネージャ) > > その結果,以下のような結論を得ました.もし,本IG JPのモデレータを担当い > ただいている矢倉様にご異存ないようでしたら,この方針で進めさせていただけ > れば幸いです. > > 1. 例えばRubyのようにCSSとHTML5の両方にまたがった仕様について,一つの同 > じメーリングリスト上で議論すること,特に日本の技術者の皆さんに母国語 > である日本語で議論いただくことは非常に有意義と考えられる. > > 2. Rubyや日本語レイアウトの扱いについては,すでに専門に議論するタスク > フォースである日本語レイアウト・タスクフォース(JLTF)があり,そちらか > らHTML WGおよびCSS WGへ提案していくという案も考えられるが,JLTFの議 > 論は「日本語組版処理の要件」をまとめることに特化している上に,そのメー > リングリストへの参加はW3C会員に限定されているため,JLTFリスト上で > HTMLやCSSに関する議論を深めるのは必ずしも妥当ではない. > > 3. 一方,皆様ご存知の通り,新しいIG JPを作る場合は,HTML5 IG JPを作った > 時と同様の手続きを経る必要がある.すなわち,まず活動憲章(Charter)を > 作成した上で,W3C Advisory Committee Representativeのレビューにか > け,W3C全体での同意を得る必要がある. > > 4. したがって,当面,「(Rubyを含めた)縦書きなど日本語組版に関係する仕様」 > については,構文的側面(HTML5)およびスタイル的側面(CSS)の両方を含め > て,HTML5 IG JPリスト上で議論いただき,必要に応じて関連のWG等(HTML, > CSS, JLTF)へフィードバックいただくのがよいと考えられる.その際,CSS > およびJLTFについては,各グループに既に参加してくださっている村上様か > らフィードバックいただくのがよいのではないかと思われる. W3Cチーム内で議論されて回答をいただけたこと、大変感謝します。 当面、HTML5 IG JPで、スタイル的側面(CSS)についても議論の対象とすること、 CSSWGとJLTFへは私からフィードバックするようにすること、了解です。 どうぞよろしくお願いします。 -- 村上 真雄 (MURAKAMI Shinyu) http://twitter.com/MurakamiShinyu Antenna House Formatter: http://www.antenna.co.jp/AHF/ http://www.antennahouse.com
Received on Thursday, 1 April 2010 14:51:36 UTC