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Re: Valid や Conforming という言い回し

From: KANZAKI Masahide <mkanzaki@gmail.com>
Date: Thu, 3 Dec 2009 22:53:04 +0900
Message-ID: <834575810912030553p70987c95hbbc1262522aaa985@mail.gmail.com>
To: ATSUSHI TAKAYAMA <taka.atsushi@googlemail.com>
Cc: public-html-ig-jp@w3.org
こんにちは、神崎です。

2009年12月3日19:21 ATSUSHI TAKAYAMA <taka.atsushi@googlemail.com>:
> conformance というのは仕様の conformance requirements [1] という部分にあるように、
>
> To put it another way, there are three types of conformance criteria:
> 1. Criteria that can be expressed in a DTD.
> 2. Criteria that cannot be expressed by a DTD, but can still be
> checked by a machine.
> 3. Criteria that can only be checked by a human.
>
> のすべてを満たしているということですね。

HTML5に適合する文書という意味ではそのとおりです。


> このうち、1番目は valid と同義で、例えば (X)HTML5 では特定の場所以外では & を &amp;
> にしなければいけない、などを満たしているかということでしょうか?

これは微妙なところで、HTML5では、XML仕様書と違ってvalidityということに
ついて明確に定義をしていません(このあたりは、松居さんの議論にも関係して
きそうですが)。

1.で言っているのは従来のDTDベースの検証機による妥当性検証を通ることは適合
要件の一つだということですが、validator.nuのような最新の検証機(HTML5仕様
書で言うところのconformance checker)は2.も含めて検証しています。一般に
HTML5を巡る議論でvalidというときは、(最新の)validator を通るかどうかと
いった話になるので、1+2を指す方が多いのでしょう。

余談ですが、public-htmlでは「妥当性検証なんて概念をやめちゃうのはどうか
(Removing the concept of "validity" is certainly an interesting approach)」
とか、共同議長のSam Rubyから「作者向けの適合要求は仕様本文から切り離して
別のベストプラクティス文書にしたら(If the authoring conformance
requirements were split out into what the IETF calls a "Best Current
Practices" document)」といった発言が出たりして、validとは何ぞや、はてその
目的は、という議論が沸騰したりもしていました。[1]

> 3番目は例えば img 要素の alt 属性に "画像"
> とかではなくて画像が無くても意味をなす説明文にしなさいということでしょうか?
> 2番目はちょっと例が思いつきません (何かありますか?)。

3番目はそんなところですね。2番目は、DTDでは検証できないということですから、
たとえばtime要素のdate属性が日付(Date)型でなければならないといったデータ型
が挙げられます。

[1] http://lists.w3.org/Archives/Public/public-html/2009Jun/0445.html

-- 
@prefix : <http://www.kanzaki.com/ns/sig#> . <> :from [:name
"KANZAKI Masahide"; :nick "masaka"; :email "mkanzaki@gmail.com"].
Received on Thursday, 3 December 2009 13:53:38 GMT

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