箇条書きのドラフト

Yasuo Kida 様

箇条書きのドラフトは,以下です.

GitHubの“Discussions”の“JLReq-d 編集会議 2025-1-22”にありました.これは,第8章の末尾に入れる.見出しの番号は“8.6”に直しておきました.“JLReq-d 編集会議 2024-12-11”にもあるが,前者で,“その後の議論をベースにアップデートした”とある.

--------以下が箇条書きのドラフト--------

8.6 箇条書き

箇条書きはラベルと本体で構成される。ラベルにはビュレットのような同一の記号を繰り返し用いる場合と、順序を表す文字を用いる場合とがある。箇条書きは階層的に用いられる場合もある。

同一の記号はビュレット、中点、米印、アステリスク、ダッシュ類、矢印、などが使われる。

順序を表す文字には次のような例がある。
• アラビア数字(1, 2, 3 など)
• ローマ字(A, B, C など)
• ローマ数字(I, II, III など)
• 漢数字(一、二、三 など)
• 日本語のひらがな、カタカナ(あ、い、う や ア、イ、ウ など)
• 丸中数字①などの囲みつき文字
また、これらの文字を括弧類などで囲む場合や、末尾にピリオドなどの文字を加える場合がある。また、階層構造を示すために、複数の順序を表す文字をピリオドなどの文字で区切る場合がある。

ラベルの位置と本体の位置を決める方法には、本体の位置を固定的に決める方法と、ラベルの末尾から本体までの間隔で決める方法とがある。また、本体の二行目以降のインデントを設定できる必要がある。

また、ラベルの配置は、左揃えと右揃えがある。特に、ラベルの長さが一つの箇条書きの中で変化する場合(例必要)に右揃え、左揃えを選択できることが重要になる。

順序を表す文字を括弧類で囲む場合、括弧類に含まれる空白を取り除く場合と保存する場合がある(約物の空白の処理参照)。本体の先頭および後続行の先頭は行頭として扱い、これらは5章で述べた括弧類の処理に従う。
縦組みの箇条書き

縦組におけるラベルには横書きにない処理が必要となる。

アラビア数字、ローマ字、ローマ数字など通常縦書きで横倒しにされる文字であっても、ラベルに使う場合は縦中横にし、左右中央にする。これらの文字を括弧類などで囲む場合、アラビア数字、ローマ字、ローマ数字だけを縦中横にする方法と、括弧類を含めて縦中横にする方法とがある(図示)。

    横倒しにされる文字は必ず縦中横。

順序を表す文字の末尾にピリオドなどの文字を用いる場合、ピリオドなどの文字は縦中横にしない(図示)。この場合一般的にはピリオドではなく、読点が使われる。

    サイドノート:全角数字、半角(プロポーショナルではなくて半角)のグリフを組み合わせて使うことを書く。注意:半角グリフとプロポーショナルグリフを混同してはならない。デザインが違う場合がある。フォント依存。OpenTypeフィーチャーに半角、三分などがある。ここでは書かない。全角に収めたい場合には半角2桁は便利。他のところで書く。第8章。

Received on Wednesday, 17 September 2025 23:54:30 UTC