- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Wed, 17 Jul 2024 08:13:22 +0900
- To: Yamamoto Taro <tyamamot@adobe.com>
- Cc: Toshi Kobayashi <binn@k.email.ne.jp>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
Received on Tuesday, 16 July 2024 23:13:39 UTC
山本さん、 遅ればせながら、情報ありがとうございます。 欧文との比較による行間の問題はぜひ書きましょう。また、欧文と和文のサイズの合わせ方の問題も同様の議論になりますね。 木田 > 2024/07/12 1:03、Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>のメール: > > 木田さん > 山本さん、AJ1にある約物の字形バラエティについて教えていただけると嬉しいです。 > > Adobe-Japan1-7には、パーレンのバリエーションは字幅の違い以外にはありませんが、鉤括弧と二重鉤括弧は字幅の違いだけでなく、長短の2つのバリエーションにCIDが割り当てられています。 > > また、欧文は通常、文頭と固有名詞と省略形とドイツ語の名詞の先頭以外は小文字で、小文字でもascenderとdescenderのある文字は多くないため、x-heightが実質的な上下方向の文字図形の占有領域となります。X-heightは平均で全角の約47%*しか占めません。それに対して和文書体の場合は、漢字で90~96%程度、全角内の空間を占有するため、和文の行間は欧文よりも通常は広くする必要があります。具体的な和文と欧文の行間については先のメールに書きました。 > > 山本太郎 > ---- > Peter Karow, Typeface Statistics, (Hamburg: URW Software & Type GmbH, 1993)のp.65に記載の1,795の欧文書体のx-heightのcap. heightに対する比率の平均値70%を全角に対する比率に換算したものです(URWの場合、Cap. heightと全角のサイズの比率を1.5に固定しているため、70 / 1.5で換算可能です)。
Received on Tuesday, 16 July 2024 23:13:39 UTC