- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Sat, 02 Mar 2024 14:24:19 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
木田泰夫 様 みなさま 小林 敏 です. 木田泰夫 さんwrote >二つの隣接する下線は、自然に区別がつきにくく、印刷された本ではそのような使用法は見られません。改善が望まれますが、重要ではありません。JLReq TFから特にコメントはありません。 現在,読んでいる本で例がありましたので,いちおう報告しておきます. 国立国語研究所編“日本語の大疑問2”(幻冬舎新書,2024.1.30)の31ページ (例:「ガーリーなカジュアル」)とあり,“ガーリー”と“カジュアル”に傍線がついていて,更に“ガーリー”にはA,“カジュアル”にはBの記号がついています.この場合,語句の間に“な”があるので,傍線は連続しません. これが,以下のようになると傍線は連続します.(“AなB”という用語が見慣れてくると新しさが失われて,“な(の)”という語句の間の仮名が削除されるということが起こるという例です.) (例:「ガーリーカジュアル」) “ガーリー”と“カジュアル”に別々の傍線とAとBの記号 (例:「大人ガーリー」)) “大人”と“ガーリー”に別々の傍線とAとBの記号 この例では“ガーリー”と“カジュアル”との間を四分アキにして,傍線が連続しないようにしています.
Received on Saturday, 2 March 2024 05:25:10 UTC