- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Mon, 13 May 2024 08:34:43 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
木田泰夫 様 みなさま 小林 敏 です. 木田泰夫 さんwrote >・もし山本さんと敏先生がおられたら、メールリストで話題になっている和欧間スペースについて議論しましょう 問題点は,以下です. a 英語の単語や文の末尾若しくは先頭に記号が付く,又は単独に記号を使用する例がある.これと和文の字間について,空けたい例と空けたくない例がある.これをどう考えるか? a-1 和文との字間を空けたい例 ピリオド(.),ハイフン(-),アプストロフィ(')など a-2 和文との字間を空けたくない例 アステリスク(*)など b 本来は和文の約物を使用する箇所でラテン文字用の約物を使う例は,どう考えるか? b-1 無視する.使うのが悪いと考える.以下の2つのケースがある. b-1-1 英単語や文を括る括弧類 *書籍の多くの例は,この場合も和文用を使用している.括弧はあくまで和文の文脈であり,たまたま内容がラテン文字であったと考えるからである. b-1-1 和文の用語を括る括弧類 b-2 現実に使用されているので,対応しないといけない. その場合,和文との字間を空けるとすると,どうなるか b-2-1 英単語を括る括弧類:括弧の内側はベタ,外側は空く b-2-1 和文の用語を括る括弧類:括弧の内側も外側も空く *少なくとも,括弧の内側が空くことは問題になる. *InDesignで“ヒラギノ”でコーテーションマークを使用すると,デフォルトではラテン文字用が使用される(全角字形に変更すると和文用になる).InDesignでは,和文とラテン文字の字間を空ける設定にした場合,和文と記号の字間も空けるので,コーテーションマークの前後も空く.市販されている本でも,けっこう見掛ける.
Received on Sunday, 12 May 2024 23:36:15 UTC