- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Thu, 26 Oct 2023 10:16:06 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: Koji Ishii <kojii@chromium.org>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
木田 様 石井 様 小林 敏 です. そうだろうな,そういう考えも出るだろうな,ということは予想していました. まず最初は,以下のように書きました. Kobayashi Toshi wrote >この場合は,箇条書き等の文頭に括弧ない場合は,記号の後ろにベタで続けるので全体の下ガリはない.括弧が付く場合は記号と括弧の間は二分アキ.したがって,全体の下ガリはナシ+行頭の括弧は二分下ガリ. >なお,これら記号と括弧のアキは二分にするという通常のテキストでの処理を適用したもので,ベタもあるかもしれないが,ベタにした例は,現実には採用された例は見たことない. つまり,木田さんが言うように, a 記号と括弧のアキをどうするか →二分アキ b 行頭をどうするか →天付き となる.見出しの場合は単独なのでaでもいいようだ.箇条書きだと隣に括弧のない行がきた際に縦組でいえば横並びが気になる.bの方がいいようだ.でも,詰まりすぎだね,という考えもある. 私は,実際は,aにしている例が多く,bはほとんどない,ということで,どれが好ましいかは判断を留保している(逃げている).ここは,編集者や著者が決めることではないかな.つまり,どちらか選びなさい. なお,bにすると,すべて“天付き”でよくなり,問題は単純になる. ついでに,最近はカギ括弧の字詰め方向の線が短くなり,パーレンの円弧が浅くなり,このカギ括弧とパーレンの前後のアキが,本を読んでいて,けっこう気になる.むかし,このアキは四分でもいいね,といった人もいた.約物の字形のデザインによるが,また,デザインと合わせて,アキも考えていかないといけない,とも思っている.アキの扱いは簡単ではないようだ. Kobayashi Toshi wrote >> *注記の本文 >> *「注記」の本文 >> ●箇条書き本文 >> ●「箇条書き」本文 >> この場合は,箇条書き等の文頭に括弧ない場合は,記号の後ろにベタで続けるので全体の下ガリはない.括弧が付く場合は記号と括弧の間は二分アキ.したがって,全体の下ガリはナシ+行頭の括弧は二分下ガリ. 木田泰夫 さんwrote >括弧で始まる場合には空間が空いて、括弧で始まらない場合は空間が開かない、私はこの違いは結構気になります。先頭の空きは統一してほしい。 >同じ記号でも、それが文中に来る場合と、リスト記号として使われる場合、は全く役割が異なりますので、扱いを変えるべきではないでしょうか?
Received on Thursday, 26 October 2023 01:17:31 UTC