Re: 全角の定義の再提案

小畠です。

漢字の大きさを考える時の参考になるかもしれないと思い、鳥海さんがセミナーや書籍で公表している、フォントをデザインする現場で参考にしている字游工房(写研)の例を添付しました。

ダイナコムウェアでも似たような12文字を持っています。
他のフォントベンダー各社も同様ではないかと想像します。

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小畠正彌

On 2023/10/18 7:26, Kobayashi Toshi wrote:
> 木田泰夫 様
> みなさま
> 
>  小林 敏 です.
> 
>    木田泰夫 さんwrote
> 
>> 違う点
>> ・CSS はさらに字幅を ic-width (=ic)、それと直角な長さを ic-height として定義している
>> ・基準として使用している文字が異なる。ただし敏先生は他の文字でも良いと言っておられるので、「水」に合わせれば一致させられる
> 
> jlreq-dに冒頭に説明書きを含めて,書いておいた.それでは“水”に変更した.
> 
>    木田泰夫 さんwrote
> 
>> 私の気がついた問題点
>> ・敏先生の提案について、行送りの量の記述に ic-height と同等な単位が欲しくならないか?
> 
> “ic-height”は,新しい定義の全角と同じ,それとも違うものか? 違うもので,必要なら追加は可能かと思う.
> 
>> ・両提案について、フォントがサブセットされて「水」がない場合や仮名フォントの場合に問題となる。他の文字にフォールバックするなどのことができないか。
> 
> ない場合や不明な場合は,文字サイズとした.ある意味,仮名のプロポーショナルなフォントは,他の漢字と組合せて使用するので,文字サイズでもいいのではないか.他にいい定義が可能なら,それはそれでよいとも思います.
> 
> 以下は考えられる.
> 
> “水”を含まない場合は,“あ”の字幅とする.さらに“水”若しくは“あ”を含まない場合,又は不明な場合は,文字サイズとする.
> 
> つでに,jlreq-dの第2章ですけど,どう書くかの基本的な方向を冒頭に簡単に記しておいた.つまりJLReqのように体系的でなく,デジタルテキストで問題となる事項をトピック的にとりあげて解説した,みたいなことを書いたが,これでいいのか,ご検討ください.そうすれば,全角の定義の変更も書けるし,書きたい(問題としたい)事項を限定して書けるのではないか,と考えた.次回のミーティングで議論してもよい.

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Masaya KOBATAKE
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Received on Tuesday, 17 October 2023 23:56:25 UTC