- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Sun, 10 Sep 2023 09:17:46 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
木田泰夫 様 みなさ 小林 敏 です. 木田泰夫 さんwrote >InDesign ではこの最後のような設定の仕方になっていたような? InDesignでは,決めた文字サイズで整数倍に設定する方法もあれば,任意で決めることもできる(必ずしも整数倍にはならない).つまり,自動的に行長が整数倍になるのではなく,DTPオペレーターの設定で,行長を整数倍にしていると考えるのがよい.固定レイアウトでは,それでよい.変動する世界では自動的に決めてほしいということである. その場合,段落の文字サイズと考えられる文字サイズの整数倍に自動的にしてほしいが,それが無理なら,なんらかの値をどこかに設定しないといけないが,それは面倒なので,段落の文字サイズと考えられる文字サイズができる仕組みはほしい,ということです. ところで,InDesignでも,Wordでも書式設定で段落という概念がある.つまり文字単位でないと設定できない要素と段落単位でないと設定できない要素はある.ただ,InDesignもWordでも,その点では似ているが,どの要素といった場合に違いがある. 文字サイズは,いずれも文字単位であるが,いずれも段落の文字サイズはといった場合は,はっきりしている. 行間は,InDesignでも,Wordでは異なる.Wordでは段落単位でないと設定できないが,InDesignでは文字単位でもできる(段落の途中で行間を変更できるがWordはできない).ただ,一般にはInDesignでも,基本となる段落の行間はといえば,ある値が与えられていると考えられる.(InDesignでは,各行の各文字に与えられている行間(というより行送り)の最大の値が採用される). ですので,行長もInDesign的にもWord的にも考えられるが,少なくとも,段落の行長はそろっていた方がよいでしょうから,Word的に考えた方がよいように私は思っています.
Received on Sunday, 10 September 2023 00:18:41 UTC