- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Sat, 06 May 2023 14:22:30 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
みなさま 小林 敏 です. すこし,理解できない点があるのですが, 縦・横変換を可能にするためには,出版社は,テキストの対応以外に何か対応が必要なんですか. ブラウザやリーダーで表示を変える機能があれば,それで対応できないのですか. それとも,完璧に縦・横変換でテキストがある程度対応できないといけないので,それを行うのが大変なんで縦・横変換出来ないがということですか.あるいは著者がいやがるとでもいうのでしょうか. そうであっても,ブラウザやリーダーで表示を変える機能で,縦・横変換をやってしまうということはできないのですか. 基本的に,“縦書きを想定して書かれた文書を横書き表示して、上手くいかないところが多少あってもまったく構わないと私は思います。”と村田さんがおっしゃるように(その逆であっても),読者の立場では,縦・横変換は,やってよいことでしょう.どうしても,あるレイアウトで読んでほしいのであれば,PDFにすればいいことでしょう. 実際,私は毎週,新聞の記事のデータベースを読んでいますが,単純に新聞のテキストを横組表示したもので,圏点やルビ,ラテン文字,その他で問題箇所もありますが,読むという点では可能です. そもそも,ラテン文字は縦組では横に回転させて表示する例が多いのですが,それでも問題なく読めます.ただ,バランスが悪い,形がよくないなあ,ちょっと誤解しかねない点はありますが,人間は,それなりに対応して読む努力をするものです.ただ,改良できるのであれば,それはそれで対応してほしいと思いますが, そして,仕組みとして,表示の変更は,出版社(元データ)で決めることですか,それともブラウザやリーダーで決めることですか,あるいは,読者が決めるということが可能にならないのでしょうか. MURATA Makoto さんwrote >縦書きを想定して書かれた文書を横書き表示して、上手くいかないところが多少 >あってもまったく構わないと私は思います。困ったら、いったん縦書き表示に戻して >読めばいいだけのことです。そして、簡単な書き換えは表示プログラムが自動的にやれ >ばいいと思います。
Received on Saturday, 6 May 2023 05:23:45 UTC