- From: Koji Ishii <kojii@chromium.org>
- Date: Mon, 21 Nov 2022 17:47:03 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: W3C JLReq TF <public-i18n-japanese@w3.org>, Yamamoto Taro <tyamamot@adobe.com>
Received on Monday, 21 November 2022 08:47:28 UTC
太郎さん、詳細なご説明ありがとうございます。また、木田さん、ご確認ありがとうございます。特に誰を、というわけではありませんが、太郎さんが以前にフォント分科会でご意見をおっしゃられていたのを記憶していたのと、フォント分科会でご意見ある方がいらっしゃれば、という趣旨でした。 太郎さん、なぜそうなったか、というご説明、大変助かります、ありがとうございます。実装が困難な仕様がある時、その元となった理由が理解されれば、議論が大変進みやすくなります。 おおよそ「なるほど」と得心することばかりですが、一箇所、接続がわからない場所があったので教えていただけますか? プロポーショナルなグリフに対して「第ニ段階として、’kern’を用いることが有効」なところまでは理解できました。おっしゃるとおりだと思います。 その次に続く「つまり、’kern’を、プロポーショナルな字幅を持たず、まだスペーシングの最適化が何らなされていない2つのグリフに対して適用することは、無意味」の文が、私の頭の中でつなぐことができませんでした。 *プロポーショナルなグリフに対してカーニングを設定したい ということと *全角幅のグリフに対してカーニングを設定したい は私にとっては独立事象に思えました。原稿用紙レイアウトならいざしらず、現代的な全角幅のレイアウトにおいて、「す。」にカーニングを設定したいとフォントデザイナーさんがおっしゃられているのは、妥当に思えますが、「つまり」とおっしゃっているので、太郎さんの中では何かこのメールでは語られていない関連がこの2つの中にあると思うのですが、そこをご教示いただけますか? その後の「非効率」という部分は理解できます。膨大な数のスペーシングの調整は大変な作業で、行わないことが妥当である場合も数多くあるでしょう。必要な人が機能を追加し、そうでない人に非効率な作業を強いない、というのは正しい進め方であると思います。 現状、全角グリフに対してのカーニングを禁止すべきである、というご意見と、全角の「す。」にカーニングを設定したい、というご意見の両方を聞いているため、太郎さんの文章のこの部分の理解が進むと、この問題に対する理解が進められると思います。よろしくお願いします。 On Fri, Nov 18, 2022 at 8:04 AM 木田泰夫 <kida@mac.com> wrote: > 石井さん、問題提起をありがとうございます。 > > フォント分科会の方々ですが、JLReq TF に出て来られる方々は入っていますよ。特に入っていて欲しい人がおられるなら言ってくだされば確認します。 > > 木田
Received on Monday, 21 November 2022 08:47:28 UTC