- From: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>
- Date: Thu, 18 Aug 2022 04:32:39 +0000
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>, Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- CC: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
木田さん、小林さん > そうです.手動写真植字の時代には,グループルビという用語は使用されていなかったと思います.コンピュータによる自動組版の時代に,その用語が使用されたのは,間違いがない.. > グループルビができたのは、コンピューターによる写植の自動組版の時代か、DTP になってからか、どちらかはわかりますか? 自動写植・電算写植・computerized composition systemsの時代からです。 英語でもphoto-を付ける必要がないのは、小林さんが仰られた理由からです。プリプレス用のシステムでは、印画紙又はフィルム上に印字する、つまり写真光学的な出力方法しかなくなったので、写真を付ける必要がなくなったのです。 また、自動化・電算化・computerizedされて以後でも、ページあるいは版全体を出力するimage setterが出現するまでは、typesetter(写植機・印字出力機)だったのですが、それ以後は、印字する、typesetするだけでなく、画像も図形も出力できるようになったために、typesetterでもtypesetting systemでもなくなりました。その意味では、proprietary text composition systems(専用組版システム)などとするのが良いと考えます。 山本太郎
Received on Thursday, 18 August 2022 04:32:56 UTC