- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Fri, 29 Jul 2022 11:41:01 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>, Koji Ishii <kojii@chromium.org>, public-i18n-japanese@w3.org
木田 様 石井 様 みなさま 小林 敏 です. 私が反対しているのは和欧文間に欧文スペース(U+0020)を使うことと,原稿なりテキストデータとしての利用を考えている場合にスペースを入力することです.最終的なドキュメントで,固定スペースを個別箇所で使うことは,ある意味,やりたい人はどうぞ(山本さんは,反対するかもしれませんが),ということです. 和欧間スペースが,一律ではないということへの対応処理としては,以下があります. a ラテン文字のカーニングに倣った仕組みを考える(現実的ではないと思うが) b 和欧間スペースの場合分けを行い,そのアキ処理指定を可能とする.どのようにケースを分けるかは,けっこう大変 c 個別箇所で指定する. c-1 個別のアキ量を設定 c-2 個別箇所に固定スペースを挿入 特にc-2は,入力の手間はかかるが,仕組みは簡単.私は,原稿でなく,最終的なドキュメント(後からテキストデータを利用しない)をWordで作成する場合,和欧文間には四分の固定スペース(フォントによってアキがちょっと違いみたいだが)を入力しています(文字とほぼ同じ手間で入力できる). ただ,場合分けを行い,それに応じたアキの設定ができるということは,そう簡単ではないとも思っているとともに,それは現実的かなという小さい疑問があるからです.というのは,和欧間スペースは,フォントや文字の組合せ,その他が影響し,ゲラ(校正刷)ないし,最終的な表示を見てから,ここちょっと狭いな,広いなという感じになり,ここは直したいな,と思うことが多いのではとも考えているからです. 木田泰夫 さんwrote >+1 > >ただ、実際には自動的にこれを行うのは結構大変で、手動でタグ付けも結構大変。グ >ラフィックデザインのように英単語も手でカーニングみたいな世界ならなんでもでき >るのですが。石井さんは何か腹案をお持ちですか? > >私は日本語の和欧間にも手動のスペースを導入するのはどうかと考えていた時期もあ >りました。(お叱りを受けるのを防止するための過去形 :D) > >木田
Received on Friday, 29 July 2022 02:48:05 UTC