Re: 総ルビの例


> ルビを付けるという点では,上のどちらにするかは,決められない.著者なり,編集者の判断.

確かにそうですね。最適解があるというより色々な妥協のバランスなので、ルビは難しいですね。

> なお,私は“Firefox”で見ているのですが,親文字とルビの行送り方向の間がかなり空いているので(行間の中央にルビは配置されている),ルビがとても読みにくい.

mac で見るとこんな感じです。こんなにルビがあるならもっと行間が欲しい。



木田


> 2022/07/26 13:27、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール:
> 
> 木田泰夫 様
> 
>  小林 敏 です.
> 
>  木田泰夫 さんwrote
> 
>> これ、印刷でもかなりうるさい感じになりますよね。画面(iPadで見ています)の場
>> 合、この例は行が長すぎて次の行に移りずらいなど、ルビとはあまり関係のない問題
>> はありますけれど、総ルビ自体が印刷に比べてより悪いようには感じないのですが、
>> どうでしょう?
>> 
>> 別問題ですが:この文に、最先端研究、研究者、研究室、研究所、など研究という言
>> 葉の含まれる熟語が多くあって、熟語内で字間がバラバラになっているのが気になり
>> ます。これはこの熟語が複数の <ruby> で構成されているからでしょうかね。熟語ル
>> ビの方法を援用できれば解決しますかね。もしくはいっそのこと先頭からべたにして、
>> 熟語が終わったところでアキを作るとか。
>> 
>> 木田
> 
> “未来の図書館を作るとは”では,熟語の範囲を狭くして,“研究”+“者”としてルビを付けているため,木田さんのような印象を持たれるのでしょう,“研究”+“者”とすると,“研究”の字間は空く,“者”は空かない.“研究者”とすると,全ての字間が空くが,全体に平均化される.(ルビの字数が多いと,親文字の字間は空くのはやむをえない,木田さんにいうように先頭をそろえて,後ろに全て(横組では前後に平均か)とれば,今度は,その言葉の後ろのアキが気になる.)
> 
> いってみれば熟語の範囲をどう考えるかという問題かと思いますが,以下の例
>  東京都 東京とうきよう 都と とすると,“東京”の字間が空く
>  東京都 東京都とうきようと とすると “東京”の字間が空かない
> 
> ルビを付けるという点では,上のどちらにするかは,決められない.著者なり,編集者の判断.
> 
> なお,私は“Firefox”で見ているのですが,親文字とルビの行送り方向の間がかなり空いているので(行間の中央にルビは配置されている),ルビがとても読みにくい.
> 
>  

Received on Tuesday, 26 July 2022 08:16:07 UTC