- From: 田嶋 淳 <junetaj@gmail.com>
- Date: Tue, 26 Jul 2022 09:31:29 +0900
- To: Yasuo Kida <kida@mac.com>
- Cc: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
木田さま みなさま JAGATの研究会の現会長の木枝さんから、jlreq-dの対象とするアプリケーションの区分がわかりにくいとの意見をもらいました。確かに今現在「ワードプロセッサー文書」と「印刷のためのページレイアウトアプリケーション」はそこまで明確に使い分けられているとは言えない部分もあります。Wordで作った文書をそのまま印刷して本にするケースはあると思いますし、InDesignをネット配布用PDFの作成に使うこともあったりするでしょう。本を作るためには活版工場や写植機が必要だった昔とは状況が変わっていると思いますので、可能ならもう少し今時の作業者の視点で理解しやすい文言を追加できればよいのかなと思いました。 > 2022/07/26 9:21、木田泰夫 <kida@mac.com>のメール: > > 敏先生、 > > jlreq-d はやはり、体系的な、まずはこれだけ読めば済むようなドキュメントにしたいと思っています。jlreq の知識を前提に、そこから差分を示すのはその文書の意味や有用性が損なわれるように思います。むしろ逆で、この先の世代は jlreq-d を読んで日本語組版(それは当然にデジタルテキストの)を理解し、紙への印刷で変わる差分を知りたい時には jlreq を参照することになる、そういう目論みです。 > > ただ、jlreq と異なり、これはこうだ、と言い切れない場合もあり、ゆえに先への発展のために考え方を示すことがより重要かと思っています。 > > 木田 > >> 2022/07/22 13:33、Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>のメール: >> >> Yasuo Kida 様 >> みなさま >> >> 小林 敏 です. >> >> おもいつきなので,きちんとした議論は,8月のミーティングで行えばと思っていますが,忘れるといけないのでメールいたします. >> >> というのは,これまでの議論を,ある意味で,そのままドキュメントにしてしまえばいいのではと思ったのです(もちろん,そう簡単ではないが). >> >> で,何が変わるか. >> 1 JLReqのように体系的なドキュメントにすることは考えない. >> 2 日本語組版の基本も,それだけを特別に取り出して説明しない. >> 3 テーマは,デジタルで変わる,あるいは問題となる事項を主にする. >> 4 このデジタルで問題となる事項を説明する中で,日本語組版の基本も,それとのかかわりの中で説明する. >> 5 ドキュメントは,ある意味でトピックを重要順,あるいは別の順序で配列する. >> 6 作業としては,以下がある. >> 1)何が問題となるか,問題となるテーマを,問題が重なってもよいということで,とにかく挙げていく. >> 2)そろぞれのテーマを議論していく. >> 3)ある程度の議論がまとまったら,順次ドキュメント化していく. >> >> *テーマは,デジタルで問題となる事項を主にするが,印刷を含めて,処理が問題となる事項を取り上げることは妨げない,とする. >> >> 以上です. >> >>
Received on Tuesday, 26 July 2022 00:37:13 UTC