- From: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Date: Sun, 14 Mar 2021 10:25:40 +0900
- To: Koji Ishii <kojii@chromium.org>, JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-Id: <ECF2C077-1B3A-46AB-A5CB-DB6F7200F7A0@mac.com>
石井さん、みなさま、調整さんを作りました。フォント分科会に参加の方、記入してくださいませ。 カリフォルニアはもうサマータイムなんですね。 木田 > 2021/03/14 3:37、Koji Ishii <kojii@chromium.org>のメール: > > お気遣いありがとうございます。 > > 来週の午前中でしたら、今の所18以外は可能です。 > > 普段出ていないので、申し訳ないです。頑張れば出れる日は幾つかあったんですが、私よりずっと詳しい人がたくさんいるし、普段5時~6時ごろに寝て午後に起きるので、頑張って起きなくてもいいか、とずっとサボり続けてここまで来てしまいました。フォントの話は、議論の内容が今ひとつ読み取りきれず、出たいと思ってはいたんです。ちょうど大きな波が今週で終わったこともあり、ぜひお願いします。 > > On Sat, Mar 13, 2021 at 10:38 AM 木田泰夫 <kida@mac.com <mailto:kida@mac.com>> wrote: > 石井さん、 > > 了解です。ミーティング、石井さんのご都合に合わせて設定したいと思います。来週再来週(or 必要ならその次)くらいでご都合の良い時間枠を教えていただけますか? PST なので日本は午前中ですね。 > > 私は日本時間の17水, 19金の午前中、18木の 9:30-10:00(ただし移動可能)、22月 10:00-11:00、24水 11:00-12:00(移動可能)、に用事があります。 > > 木田 > >> 2021/03/11 4:49、Koji Ishii <kojii@chromium.org <mailto:kojii@chromium.org>>のメール: >> >> こちらこそ詳しいご返信ありがとうございます。 >> >> 一旦お返事を書いてみたんですが、長い割にあまり伝えきれない感じがあって、また作ってくださったミーティングメモの議論にもよくわからない部分があったりするので...近日中にお話できる機会があるなら、そこでお話したほうがいいかもしれないと思って削除してしまいました。 >> >> 3月なので雑務でバタバタしていますが、来週には落ち着くんじゃないかと期待していますので、お誘いを楽しみにしております。 >> >> よろしくお願いいたします。 >> >> On Wed, Mar 10, 2021 at 2:33 PM 木田泰夫 <kida@mac.com <mailto:kida@mac.com>> wrote: >> 石井さん、 >> >> インラインで: >> >>> 2021/03/09 17:42、Koji Ishii <kojii@chromium.org <mailto:kojii@chromium.org>>のメール: >>> >>> 木田さん、お返事ありがとうございます。ご質問のお返事をインラインで。 >>> >>> On Tue, Mar 9, 2021 at 9:12 AM 木田泰夫 <kida@mac.com <mailto:kida@mac.com>> wrote: >>> 石井さん、ありがとうございます。入りましたか。 >>> >>> これはフォントに chws テーブルがないと動かないのですよね? >>> >>> はい。 >>> >>> いくつか質問が: >>> ・chws をきちんと読めと言われそうですが、カバーされない場合など、我々が注意すべき点はありますか? >>> >>> 現時点、JLREQのすべてのケースはカバーできていません。いろいろな考えがあると思いますが、私がこれをデザインした時点での第一のモチベーションは、まずは実装をなるべく広げることであり、約物が連続するなど「まばら度合い」がより目立つ部分があらゆるアプリケーションで処理できることを優先しています。カバーするケースを増やすことは徐々にやっていければ、と思っています。 >> >> 徐々に、という部分、具体的に戦略をお持ちですか? >> >> カバーできない重要なケースの一つは文頭文末ですね。また調節をしたい場合。どちらもフォント依存ですね。 >> >>> JLTFでもご検討いただけるのであれば、2つの側面があるかと思います。一つは、実装を広めるにはどうすればいいか。もう一つは、現在カバーできていないケースをどうやって広い実装に導いていくか。 >>> >>> 処理するペアがフォント側に記載されるので、フォント固有の挙動を入れられる、 >> >> これは本来あるべきところに機能があることの本質的な利点ですね。 >> >>> 例外的なフォントをアプリで処理する必要がない、などのメリットがある反面、 >> >> フォントにテーブルがない場合、CSS で半角詰めをしたいと思うかもしれませんね。この辺りは大丈夫かな? >> >>> フォントデザイナーが決めなければいけない、というのはデメリットにもなりうるとも思っています。 >> >> 確かに。フォントデザイナーにとって OpenType テーブルは難しいんですよね。 >> >>> 日本語では、フォントデザインと組版技術が割と離れているので、 >> >> 具体的にどのような点を頭に思い描いておられますか? >> >>> どうやって広めていくか、とか。また、CSSとの関連などもどこかで整理する必要があるかもしれません。こういったところの課題出しも大きくプラスになるかと思います。 >> >> はい、そう思います。 >> >>> ・これが入っているフォントとそうでないフォントとを、レイアウトを行う側で見分けて動作を変える必要がありますね? >>> >>> これは、必要ないようにデザインされています。機能はデフォルトオフなので、WordやInDesignなどエンジン側で処理するアプリは、今まで通りで、変更の必要がありません。これらのアプリがフォントごとに詰め処理をチューニグしたい場合には、halt <https://docs.microsoft.com/en-us/typography/opentype/spec/features_fj#tag-halt> を使います。 >> >> 上に触れましたが、フォントで半角詰めをやってくれるならフォントに任せて、やってくれないなら css で、としたい場合、やはり見分ける必要があるのではない? >> >> >>> レイアウトエンジン側で詰め処理を持たないアプリの場合には、chwsをオンにすることで、chwsに対応したフォントであれば、連続役物が正しく処理されます。ChormiumはM90からデフォルトオンですが、このページ <https://kojiishi.github.io/chws/test.html> のように font-feature-settings <https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/CSS/font-feature-settings> でページ作者がオンにすることもできます。 >>> >>> ・今後は全てのフォントがこのテーブルを備えるべき、という方向にすべきですか? >>> >>> 私はそう思っています。そういう活動をしていくつもりでもあります。Wordに実装した1993年頃、フォントでやるべきじゃないかという意見がありましたが、その方法だと全部のフォントに入るのに10年かかるよ、と思ったのを覚えています。それから28年経って、未だにWordやInDesignなど、ごく一部のアプリでしか実装できていません。次の10年後には、間延びした連続役物を撲滅できているといいなと思っています。 >>> >>> JLTFでもご賛同いただけるなら、非常に心強いです。 >> >> 昨日のミーティングでは特定のテーブルの是非という段階までは行かず、まずは組版とフォントとの問題点をまずは洗い出そう、という議論になりました。ミーティングを持ちたいと思います。石井さんにはぜひ参加していただきたく。数日中にご予定をお伺いするつもり。よろしくお願いします! >> >> 木田 >> >
Received on Sunday, 14 March 2021 01:25:59 UTC