- From: Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org>
- Date: Tue, 2 Feb 2021 21:39:18 +0900
- To: public-i18n-japanese@w3.org
- Message-ID: <2af64d5b-cdf0-563f-9622-26e7375276e9@w3.org>
On 2021/02/02 21:20, MURATA Makoto wrote: > Florianが作った例がここにあります。和欧を乗っけるような > ユースケースを扱っています。この内容は、出版社の方にも > 見てもらっています。 > > https://310f52f6-bfce-4d70-bd86-07371d7f98c5.filesusr.com/ugd/eb8538_30fd4d8f31104d318c0dcdcd009eaf10.pdf <https://310f52f6-bfce-4d70-bd86-07371d7f98c5.filesusr.com/ugd/eb8538_30fd4d8f31104d318c0dcdcd009eaf10.pdf> issueにもコメントのほどありがとうございました。 https://github.com/w3c/jlreq/issues/184 ですが、元は https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/771 というissueになっていまして、上げていただいたPDFの1.5でいろいろできるのはわかるんだけれど も、そのデフォルトをtext-justifyのautoでどう設定するかという話になっております。という理解 です。 というところで、見てもらった結果がわかればありがたいのですが、いかがでした、、でしたっけ? というのを忘れてしまったのです(ひどい鳥頭でまことに申し訳ありません!)が、ポインタなどいた だければここでの議論にも有益ではないかと思うところです。 > 村田 真 > > 2021年2月2日(火) 16:50 Atsushi Shimono (W3C Team) <atsushi@w3.org <mailto:atsushi@w3.org>>: > > shimonoです > > css-ruby荷動きがあり、幾つかjlreq/simple-ruby関連項目が出てき始めています。というところ > で、以前見落としていたものを含めて、追加and/or更新についてご相談させてください。 > 1,2,3はご相談項目、4,5はこんなissueがありますという紹介です。 > > > 1. 和欧を乗っけるようなユースケースで長い文章の時の区切り空白 / https://github.com/w3c/jlreq/issues/184 <https://github.com/w3c/jlreq/issues/184> > > 以前のsimple-rubyの時に単純に見落としていた点なので申し訳ないのですが、issueに上げられて > いる例としては「基斯愛默生」の上に「Keith Emerson」のような複数単語を載せるようなもので、 > 現状のサンプル(1語の英単語のサンプルのみ)にはない例です。 > > simple-rubyでは3.3 group-rubyの2. (annotation = Japanese, base = Western)に > > When the ruby annotation is wider than its base text, both are laid out without inter-character > > spacing and placed such that their respective centers in the inline direction are aligned. > > In this case, the ruby annotation extends beyond its base text. > とありますが、確かに"inter-word"はありませんでした。 > 議論中では、混ぜた場合はそれぞれの言語による組版に従うべきということで、simple-ruby日本語 > では「ベタ組」の表記にしていましたので、翻訳時の齟齬(欧文を単語間隔を既定幅で組むのをベタ組 > と呼ぶのかどうかは置いておいて)ということで、issueの下の図が正しく、 > > - simple-rubyの該当箇所の文章を明確化のために修正する > - simple-rubyの例を複数単語のものも追加する > > ということを考えるのですが、これでいいでしょうか?&JLReqについても修正すべきでしょうか? > > > > 2. JLReqの漢字・平仮名に片仮名を掛ける目的のルビの文章の明確化 > https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/1908#issuecomment-771376712 <https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/1908#issuecomment-771376712> の一つ目 > > JLReq 3.3.1 ルビの使用、の目的のbの項目は、 > https://www.w3.org/TR/jlreq/#id221 <https://www.w3.org/TR/jlreq/#id221> > > 漢字等(cl-19)や平仮名(cl-15)などの言葉(語)に,ルビとして別な言葉を片仮名(cl-16)で示 > > す(読み方を示すのではなく,意味を示すルビを付けるということでもある). > で始まって、最後に > > このように2文字以上の親文字列全体にまとめて付けるルビ(ルビ文字列は片仮名(cl-16)に限らない. > > Figure 110及びFigure 112)は,グループルビとよばれている.グループルビは,一体として扱い, > > 2行に分割できない(熟語ルビは,親文字列の漢字等(cl-19)の字間で2行に分割できる). > という注記があり、非常に緩い制限(というよりは幅広い用法に適用される)に広げられており、対応する > グループルビの配置規則 > https://www.w3.org/TR/jlreq/#positioning_of_groupruby_with_respect_to_base_characters <https://www.w3.org/TR/jlreq/#positioning_of_groupruby_with_respect_to_base_characters> > の節には親文字・ルビ文字としての参照しかありません。 > > simple-rubyのグループルビでは > https://w3c.github.io/simple-ruby/#placement-of-group-ruby <https://w3c.github.io/simple-ruby/#placement-of-group-ruby> > 和文文字と欧文文字にざっくり分けて、親・ルビの両方が和文文字である場合という定義を行っています > https://w3c.github.io/simple-ruby/#l20200529025 <https://w3c.github.io/simple-ruby/#l20200529025> > が、実際の4つの例は漢字に片仮名が載っている組み合わせだけです。 > > ということで > > - JLReqの文章の例外規定を(少々?)整理するか先頭に持ってくる > - simple-rubyの例にもう少し多種多様なものを追加する > > ということを考えるのですが、いかがでしょうか? > > > > 3. 漢字に対する送りかながついている時のルビの例の追加 > https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/1908#issuecomment-771376712 <https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/1908#issuecomment-771376712> の二つ目 > > 完全に盲点だったんですが、simple-rubyのルビのサンプルには送り仮名がある漢字での例がなかった > です。モノルビ扱いはそうとしても、もし可能なら何か入れておくのはどうかと思いますが、いかがで > しょう? > > > > 4. ruby-align: space-aroundでの最外側の空白の大きさへの制限 > https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/5918 <https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/5918> > > もっとも外側は親文字の半分までしかあけるべからずという規定を入れるかどうかのissueです。 > > > 5. 長い欧文文字がルビ文字として2つ以上並んで利用されたときにルビ同士の間に空白は必要か > https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/3498 <https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/3498> > > <ruby><rb>例<rt>example<rb>図<rt>figure</ruby> のようなときにどうする?というissueです。 > > > > -- > Regards, > Makoto
Received on Tuesday, 2 February 2021 12:39:26 UTC