- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Tue, 18 May 2021 09:43:38 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>, jlreq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
木田泰夫 様 みなさま 小林 敏 です. 木田泰夫 さんwrote > また、敏先生に見ていただいた結果のまとめも聞きたい。 コーテーションマークが問題で,要約していえば,以下です. 1 プロポーショナル字形になるか,全角字形になるか? “Language”を“ja”で,“Fulwidth”と指定しない場合でも,フォントによっ ては全角字形になるものがある.そうでない場合は,“Language”を“ja”とし, さらに“Fulwidth”を選べば,全角字形になる.さらに,“noto-sans-cjk-jp- regular”を選べば,JIS X 4051で規定した字間を調整した形になる. 2 縦組にした場合はどうか? 上記の条件で“Vertical”にするとコーテーションマークは上手に処理してくれ ないが,“Upright”にすると,コーテーションマークは“チョンチョン”(ダ ブルミニュート)になり,JIS X 4051で規定の規定通りになる. コーテーションマークのままか,チョンチョン(ダブルミニュート)にするか? 例えば,コーテーションマークを縦組ではカギ括弧にする方法はあるが,括弧を 入れ子にする場合は,カギ括弧の場合,以下 「『 』」 これに対し,コーテーションマークは,日本では,外側の親をダブル,内側の子 をシングルにする方法と,外側の親をダブル,内側の子をシングルとする方法が あり,前者が多いので,けっこう面倒. 次に,縦組ではチョンチョンであるものを横組ではダブルコーテーションマー クにする方法がある.これでほとんどよいと思われる. しかし,横組ではダブルコーテーションマークであるものをチョンチョンにでき るかといえば,上記のようにカギにする場合,チョンチョンにする場合,ダブル コーテーションマークのままと3つのケースが考えれる. 2番目のダブルコーテーションマークであるものをチョンチョンにする方法は, 横組でカギ括弧とダブルコーテーションマークと両方を使用し,使い分けている 場合である. なお,一重のチョンチョン?(ダブルミニュート?)の用法はないのではない か?
Received on Tuesday, 18 May 2021 00:45:01 UTC