- From: 田嶋 淳 <tajima@sanyosha.co.jp>
- Date: Tue, 27 Apr 2021 13:11:45 +0900
- To: KOBAYASHI Tatsuo <tlk@kobysh.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-Id: <CEB537F1-488D-4B57-811B-3D5B9C962EEB@sanyosha.co.jp>
小林さま みなさま お世話になっております。 【当面考えられる内容】について ・「和欧文間スペース」については、最初の問いの段階でスペースの幅については言及しない方がいいのではないかなと。まず「現状電子では和欧間のスペースが自動で入らないのですがこれはどうしておくべきでしょうか?」みたいなところから入るのがよさそうです。 ・「括弧類の前後のツメ処理はどうしておくべきでしょうか」を追加で ・「印刷標準字体の再現は可能でしょうか」を追加で あと、質問者は名前を出さずに「現場からの声」みたいな当たり障りのない感じにならないでしょうか(笑)。そうしておいた方が将来的に読者からの質問を取り込む際にもやりやすいのではないかと。 > 2021/04/27 11:39、小林龍生 <tlk@kobysh.com>のメール: > > 木田さま、敏さま、みなさま、 > 小林龍生です。 > > 忘れないうちに。 > > 【企画意図】 > 電子組版のページネーション現場では、活版や写植時代の伝統を、技術的な制約のためにやむを得ず行われていた方法も含め、墨守することを求めるクライアントへの対応に、苦慮する場合が多々見受けられる。 > JLreq FTでは、木田泰夫議長の下、JIS 4051のエディターであり、W3Cの技術ノート「日本語組版処理の要件」の主要執筆者でもある小林敏を中心に、電子時代の望ましい日本語組版処理の問題を議論している。 > 今回の企画は、このJLreqの議論の中から、電子組版の現場で活動しているJLreqメンバーT氏(敢えて名を伏す)が、実際に直面したクライアントからの《無理な注文》を糸口として、電子組版処理のありうべき姿と、それを実現するための技法を、いわばおばあさんのレシピのような形で紐解いていく。 > この連載を継続して読むことにより、最終的には、日本語電子組版のリテラシーといったものが身につくことを目指す。 > > 【記事の構成】 > T氏からの相談を契機に、小林敏氏が、日本語組版の伝統を踏まえた上で、それを墨守するのではなく、また現在の技術的な制約に囚われることもない、電子時代にふさわしい解決方法を示す。 > 毎回、AdobeでIn Desingの開発に携わっているNatが、現状における技術的限界と解決への方向性についてのコメントを付す。 > > 【当面考えられる内容】 > ・和欧混植の問題を巡って(その1)縦組みの時、ラテンアルファベットには全角欧文があるので、それを使えばいいが、ギリシャ文字が入ってきたときには、どうすればいいの?クライアントに、ギリシャ文字も全角にしろって言われて、困り果てています。ウルウル。 > ・和欧混植の問題を巡って(その2)CSSとかの規則では、和欧文間スペースは4分アキが金科玉条となっていますが、空きすぎではありませんか? > ・算用数字を横組にする際、一けたは全角、二けた以上は半角みたいな使い方をする例が散見されますが、これってどうなのよ。 > (以下、適宜追加してください) > *************************************** (株)三陽社 メディア開発室 http://www.sanyosha.co.jp/ 田嶋 淳 tajima@sanyosha.co.jp ※ブログ運営中です。 ご意見をいただければ幸いです。 http://densyodamasii.com/ ***************************************
Received on Tuesday, 27 April 2021 04:12:00 UTC