- From: Koji Ishii <kojii@chromium.org>
- Date: Mon, 5 Apr 2021 18:38:51 +0900
- To: 木田泰夫 <kida@mac.com>
- Cc: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
- Message-ID: <CAHe_1dJje+ZS4YhnFu-h6hC3Y1N+e58qEwXT+GM7QbLuz4-93Q@mail.gmail.com>
おっしゃる通りですね。プレーンテキストでやりたいので、三点リーダーと引用符用にCJK用のvariation sequenceが欲しい、って一度Kenと一緒にUnicodeに上げたんですが、合意できませんでした。環境によって変わっていくことを受け入れるのもTraditionのひとつなのかもしれません。 これかな。縦位置が微妙に違うのがおわかりいただけるかと思います。ちょっと欲張りすぎて、いろいろなものを入れすぎた感はありますが。 https://www.unicode.org/L2/L2017/17056-sv-western-vs-eastasian.pdf 普通に利用できてCIDで定義しているグリフではありますし、他の記号も全角幅でない時には適用しないルールが必要だと思いますので、残して頂いた方がいいと個人的には思いますが、いろいろ議論の末でしょうから、JLREQでのご判断はおまかせします。 On Mon, Apr 5, 2021 at 6:09 PM 木田泰夫 <kida@mac.com> wrote: > フィーチャーを使えばいろんなことができるんですが、基本的なことは指定のないプレーンテキストでできて欲しいですよね。 > > ただ、考えてみれば例えばルビなどのように、機能によってはリッチテキストにおいて特定の機能を指示する必要のあるものも多いですよね。ならば文字も、この文字は > JLReq で述べるけれどもプレーンテキストでは使えないよ、という解決方法があっても良いのかもしれませんね。 > > あまりWebでfwidの使用例を見ません。 > > > プレーンテキストで使えませんし、web でも最近ですし、面倒くさいし。使用例のあまりないのは自然かと思います。 > > 木田 > > 2021/04/05 18:00、Koji Ishii <kojii@chromium.org>のメール: > > On Sun, Apr 4, 2021 at 8:31 PM 木田泰夫 <kida@mac.com> wrote: > >> ・この条件に外れる cl-01 >> 文字が二つあります。クラス見直しの議論の際に、独自のコードポイントが必要ではないかとの議論になった「左シングル引用符」と「左ダブル引用符」です。これらは >> U+2018, U+201C >> ということになっていますが、これらのコードポイントは和文書体であってもプロポーショナルで実装されています。それは当然のことで、これらは英文で頻繁に使われる文字ですから、これらが全角になってしまうと、英文を作るのに使い物にならないフォントになってしまいます。現状の和文書体の実装を追認すると、U+2018/201C >> は cl-01 から外れます。 >> > > ご存知かもしれませんが、多くの和文フォントでは fwid > <https://docs.microsoft.com/en-us/typography/opentype/spec/features_fj#tag-fwid> > を適用すると和文用の引用符が使えます。昔チェックした和文ォントでは、幅だけじゃなくて縦位置も和字に合うように調整していたんですが、Notoで見ると、縦位置はあまり変わらないですね。 > > > 和文引用符は、ニュースや見出しでは割と多用されますが、あまりWebでfwidの使用例を見ません。欧文用の引用符を和文中で使う人が多いので、和文フォントの中の欧文用引用符の縦位置は、和文用に合わせてしまったのかもしれませんね。 > > >
Received on Monday, 5 April 2021 09:39:17 UTC