Re: [jlreq] 落語ネタ:アクセシビリティへの道 (#325)

これはこれは、幡随院の。相変わらずの火焔のような啖呵ですな。聞いているだけでも元気が出ますよ。
それはそれとして、ターミノロジーから攻めるのは、ちょっと筋悪かもね。なにしろ、言葉ってのは、文脈でどんな風にも変わっちまうからね。コロナだって、元々は太陽の周りのフレアだったのが、メキシコ料理店に行けば、ビールのことになるし、今では、インフルエンザ・ウィルスの一種のことだからね。
わたしも、奉行所の御触書を、目次のところだけだけれど、目を通してみたが、「奉行所では、アクセシビリティを、このような広い意味で捉えております」とか言われちまったら、それまでだからね。お城の中の言葉遣いときたら、わたしら町民には、チンプンカンプンだからね。以前、奉行所勤めやっていて、今では、藩校で教えている知人に聞いた話ですがね、今でのお城の中では、長州藩の言葉遣いが公用語になっているらしいよ。
親分も言っておられたが、今の奉行所の問題は、アクセシビリティという言葉の指し示す範囲ではなくって、障害を持った人たちのアクセシビリティといいう言葉をに込めている思いに対する想像力が決定的に欠如している、ってことでしょうね。
奉行所がアクセシビリティをこのような意味でお使いになるのは、ご自由でざんすが、アクセシビリティを少し違った意味で使っている人たちや国際条約があることを、ご承知の上なんでしょうね、みたいな。



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Received on Tuesday, 11 January 2022 00:29:28 UTC