- From: I N <xtool-html@outlook.com>
- Date: Thu, 25 Sep 2014 22:17:57 +0900
- To: "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
Received on Thursday, 25 September 2014 13:19:30 UTC
石井さま、川幡さま、ご回答ありがとうございます。 今回の質問は、そもそもは分科会が相互運用性を語る場であるということで、 ひとまずはブラウザや RS により挙動の違うものがあります、 という報告であったというのが正確なところです。 そのうえで、仕様として正しいのか否か、 正しくない場合、すみやかに修正されそうなものなのか それが知りたかった、ということになります。 スペースを詰められるのが仕様として正しい挙動であるなら、 今後はこのような間違った書き方をしないよう指示をしますし、 そうでないのなら、当面は安全でないので、安全の確認がとれるまで このような書き方をしないでほしいという指示を出す、 という形になるかと思います。 相手に快く納得してもらうための理屈はどちらになるのか、という 非常に文系的な些細な問題です。 また、今回のケースではあまりないかと思いますが、 仕様としては正しいが思うように使えないという場合、 いつまでも皆が期待しつづけるのでこちらも困るという状況もあります。 EPUB であれば、Kindle で未だ利用できない sideways などがそうです。 今回、例で挙げたような単語一語にルビを振るケースでは、 きちんと単語ごとに <ruby></ruby> で閉じたほうが 見た目も綺麗ですし間違いがないかと思うのですが、 長い欧文に翻訳文をルビでつけるとか、当て読みをルビで添えるなどの場合に、 現状の RS ではルビが長すぎるときに画面の外にはみ出して切れてしまう、 といった問題がありますので、やむを得ず途中で分割するなどの処理が 必要となってきます。 その際に、このような半角空白を含む形での 熟語ルビ風の割り方をすると危険である、ということで、 今回の報告に至った次第です。 それを避けるために文の途中で <ruby> を一端閉じることで、 何か困ることがあるかというと、とくには思い当たりません。 将来、読み上げなどで困るということも たぶんないのではないかと思いますし……。 ただ、あまり勧められた使い方ではないかと思いますが、 スペースが消えてしまうのはやはり違和感もありますので、 とくに実装時期を問うことはありませんが、 仕様として修正がされても良いのではないでしょうか。
Received on Thursday, 25 September 2014 13:19:30 UTC