- From: Koji Ishii <kojiishi@gluesoft.co.jp>
- Date: Wed, 13 Jun 2012 06:40:01 -0400
- To: Taro Yamamoto <tyamamot@adobe.com>, "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
> > 予見できずに重なってしまう現象が確認されたので、製作側がtext-combine-horizontalを断 > 念してspanに切り替えています。 > > たしかに。 > > 二分および三分の英数字グリフが直接指定により利用可能であることは、傍線や傍点を縦中横と併 > 用する場合の必要条件です。前者が不可能な時に後者を常に問題なく実現することは不可能です。 > > ただ、将来的には予見可能性もこれらの必要なグリフのサポートの可能性も高まるのではないです > か? それによって段階的にこれらの問題は解消されていくと思います。 例えばWebKitにおいては、この部分はplatform層(OSによって実装する部分)で実装されます。現在、二分、三分を選択できるのはMac OS Xのみで、Windows/Linux/Android全滅です。実装者とも話をしていますが、「この部分を私がやります」という人はまだいないので、いつ実装されるのかは不透明です。 5年後にはできるかも、という話だったら、Level 4で十分ですよね。 > > 予見できないCSSにおいては、どういう動きを推奨されますか? > > 1 二分および三分の英数字グリフを指定可能にする > 2 縦中横文字をスケーリングする > 3 ボールド書体など、傍点・傍線によらない強調方法を用いる > > これしか、私には思いつきません。個人的にどれを推奨するかと問われれば3です。明治・大正・ > 昭和から戦後、そして現代と、傍点についてはどんどん目立たないものになってきたように思いま > すから。 なるほど、ありがとうございます。1および2は実装側の都合により無理とすれば、制作側が3で回避、重なってもいい、ということになりますね。 ただ、ルビは回避がないのでは? というのと、「傍点・傍線は重なってもいいけど隣の行には重ならない」というのは新たな仕様になるので、縦中横のためだけに新しいモデルの導入までやってくれるか/やる必要があるのか、というのは課題として残ってしまいます。
Received on Wednesday, 13 June 2012 10:38:16 UTC