- From: Koji Ishii <kojiishi@gluesoft.co.jp>
- Date: Sun, 13 Feb 2011 02:55:39 -0500
- To: "MURATA Makoto (FAMILY Given)" <eb2m-mrt@asahi-net.or.jp>, "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
ルビのために "speakability:force" が必要ではないか、という提言をしましたが、議論の結果、「noneの子要素でnormalを指定した場合、親のnoneが優先される」挙動に十分なユースケースがないことから、「noneの子要素でnormalを指定した場合、子要素のnormalが勝つ」に仕様を変更する[1]ことで解決を図ることになりました。このため、Editor's Draft[2]にforceは追加せず、しかしおっしゃる通り、rbの復活が聞き入れられなかった場合でも、ルビに対して正しいspeechの指示ができるようにはしてくれました。 セマンティクス上の問題を残したままCSS側での個別対処なので、rbの復活が最も望ましいことであることも確かですが、HTML5はまだWDですし、結論まではまだ時間がかかりそうです。 CSS Speechに関しては、現在認識されている問題がすべて議論されつくしたら、Last Callに進むと思います。 私もTTSに関しては浅いので、ご専門の方のレビュー・ご意見もぜひ引き続きお願いいたします。 [1] http://lists.w3.org/Archives/Public/www-style/2011Feb/0116.html [2] http://dev.w3.org/csswg/css3-speech/#speaking-props -----Original Message----- From: public-html-ig-jp-request@w3.org [mailto:public-html-ig-jp-request@w3.org] On Behalf Of MURATA Makoto (FAMILY Given) Sent: Saturday, February 12, 2011 6:23 PM To: public-html-ig-jp@w3.org Subject: Re: CSS3 Speech Module 石井さん、 この件について何もお手伝いせず、申し訳ありません。 speekability:forceをrtに指定してruby全体に指定されたspeakability: none; を無視できるようになったようですね。これでルビ基底は、読み上げに利用 せず、ルビテキストは利用するという指定ができるようになったわけですね。 たとえrbが復活しないという場合であっても大丈夫。 ssmlをin-lineで突っ込む場合についても、ruby要素全体に突っ込むのと、 rtに突っ込むという二つの方法はあるので、大丈夫なのでしょう。 しかし、rbが復活するほうがよっぽどいいことは明らかですね。やはり、 HTML WGにはrubyの復活を強く要請しましょう。 -- 村田 真 <EB2M-MRT@asahi-net.or.jp>
Received on Sunday, 13 February 2011 07:55:18 UTC