- From: Satoru Takagi <sa-takagi@kddi.com>
- Date: Wed, 23 Jun 2010 10:02:42 +0900
- To: public-html-ig-jp@w3.org
HTML5日本IGのみなさま 高木@KDDIです。 これまでSVG IG日本の方で検討を続けてきたものですが、ようやく HTML5対応のウェブブラウザで動くようになってきましたので、 SVGによる伸縮・スクロール・重ね合わせ可能なベクタ地図 のオープンプラットホーム SVG Map をご紹介させていただきます。 NPO GIS総研のサイトにデモを用意しました。 http://www.gissoken.org/svg/maps/tech_kddi/ 動作環境は、 Chrome, Firefox, Safari です。 #残念ながら、いまのところOperaでは動かせていません・・・ 以下、少し説明を このプラットホームは以下のような特徴を持っています。 ・背景地図を含め、全てベクターグラフィックス(SVG)を利用できる #上乗せ情報もSVGが使えます。ビットイメージも重ねられます ・サーバ側に動的な処理を必要としない #デモサイトでは、まったく利用していません ・データと処理が独立 ・サーバ〜クライアントの仕様をオープン化 #この仕様はSVG Mapコンソーシアム(http://blog.svg-map.com/) #や、SVG IG日本(http://www.w3.org/Graphics/SVG/IG/wiki/Japan) #で検討してきました。 #SVG IG日本の方ではTiling and Layering Moduleと呼んでいます。 今のウェブブラウザでは、SVG Mapで必要な処理が実装されていませんので デモサイトではAJAXによって端末側処理を拡張しています。 本来はブラウザにネイティブ実装されないと性能が出ませんし、 ドメインをまたがったマッシュアップもできないのですが、 性能に関しては 最近のブラウザでは結構 動いてしまうようです。 また、プリンタで印刷すると高解像度で印刷できます(Firefoxで確認)
Received on Wednesday, 23 June 2010 01:04:18 UTC