- From: Yoshiaki FUKAMI <yofukami@sfc.keio.ac.jp>
- Date: Sun, 6 Jun 2010 17:37:57 +0900
- To: public-html-ig-jp <public-html-ig-jp@w3.org>
Japanese Interest Group参加者各位 この度W3C/Keioが、6月9日〜11日に幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2010に 出展いたします。本年は、ブース展示のみならず、夏野剛慶應義塾大学教授の講演、 「HTML5が実現する新世代のテレビ」をテーマにしたパネルセッション、 更に多様なデモやミニプレゼンによって幅広い角度からウェブの進化を体感できるブース展示と バラエティに富んだ内容でウェブ標準技術の進化とW3Cの活動内容をご紹介します。 直前のお知らせとなり、誠に恐れ入りますが、皆様ぜひご来場ください。 ========================================================= ★Interop Tokyo 2010 W3C/Keio出展内容のご案内★ http://www.w3.org/2010/06/07-interop/ 1、基調講演: 題:「ケータイからテレビへ。HTML5がもたらす変化とW3C。」 講演者:夏野剛 慶應義塾大学教授 日時:6月9日(水)17:00-17:45 講演概要: iPhoneやAndroidが注目を集めるなど、携帯電話の世界に一足早く訪れた変化が、 これからTVを含む多様な家電・デバイスにまで及ぼうとしています。変化を生み出して いるのはHTML5に代表されるウェブ国際標準規格の進化。既にさまざまな新ビジネスが 胎動しています。この変化に日本企業はどう対応すべきか?TVを含めた新しいデバイスへと、 その展開が拡大しつつあるオープンウェブプラットフォームをどのように捉えるべきなのか? プラットフォーム設計に大きな影響を与えるW3Cにおけるウェブ国際標準規格策定プロセスに どのように関与すべきなのか。日本企業による「超」ガラパコス経済の実現に向けた処方箋を検討します。 2、カンファレンス: 題:HTML5が創り出す、「テレビ向けウェブ」を考える。 日時:6月10日(木)16:30-18:00 Chair: 一色正男 慶應義塾大学教授・W3C/Keioサイトマネージャー Speakers: 株式会社NTTぷらら 永田勝美氏 株式会社USEN 関守氏 マイクロソフト株式会社 春日井良隆氏 Opera Software ASA Daniel Davis氏 Mozilla Japan 加藤誠氏 株式会社jig.jp 福野泰介氏 株式会社ミツエーリンクス 矢倉眞隆氏 アンテナハウス株式会社 村上真雄氏 概要: デジタル化も大詰めを迎え、いよいよ変化が広がってきたテレビ放送。また、ウェブの変化を 加速させるのが新たなウェブ標準規格であるHTML5です。パソコンのみならず、ケータイや テレビといった多様なデバイスに動作環境が広がるHTML5は、「テレビ向けウェブ」という 新たな領域を創出しようとしています。 今回は、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークという多岐に渡る先端企業の方にお集まり いただき、立ち現れつつある「テレビ向けウェブ」の姿とその未来について議論します。 3、ブース展示 日時:2010年6月9日(水) 10時30分-18時 2010年6月10日(木) 10時-18時 2010年6月11日(金) 10時-17時 場所:幕張メッセ展示場第6ホール、ブース番号6A04 (来場受付の後に展示場に入ってすぐの場所です) 題:ウェブの進化が実現する新しいメディア・サービス・デバイスの世界 概要: ウェブをアプリケーション実行環境への進化させるHTML5。ウェブをオープンで巨大なデータベース インフラへと変貌させるセマンティックウェブ技術。ウェブを介してあらゆるサービスとデバイスを つなげるMMI (Multi Modul Interaction)技術。この他にもウェブを進化させる様々な技術が登場し、 大きな注目を集めています。Hウェブ技術の国際標準化団体であるW3C(World Wide Consortium)の ブースでは、これら進化するウェブ標準技術と、それらが実現する新たなサービス、進化したデバイスを バラエティ豊かに展示。デモやミニプレゼンテーション等を通じて、ウェブの進化がもたらす次世代 インフラとしてのウェブが連れてくる世界をご紹介します。 ブース内展示/デモ出展企業・組織: 株式会社東芝 Opera Software ASA 株式会社jig.jp 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 「学術資源のためのオープン・ソーシャル・セマンティックWebプラットフォーム ・プロジェクト(LOD.AC)」 アンテナハウス株式会社 株式会社アプリックス 「Wireless IDEA - Aplix M2M solution のご紹介 (最新Web技術と組込み技術の融合)」 株式会社ネクストステージ インターネットアカデミー 株式会社オロ 株式会社Studio Ousia 株式会社グレップファインド 「FICCLe - 実世界とネットで活動を伝搬するソーシャル/プラットフォーム」 ミニプレゼンテーションスケジュール 6月9日(水) 12:00-12:30 (株) ネクストステージ プレゼンテーター:代表取締役社長 宮下貴弘氏 13:00-13:30 インターネットアカデミー プレゼンテーター:山田宏樹氏 14:00-14:30 アンテナハウス プレゼンテーター: 長縄敏行氏 15:00-15:30 (株) オロ 6月10日(木) 12:00-12:30 (株) jig.jp プレゼンテーター:代表取締役社長 CEO 福野 泰介氏 「 jigブラウザ、jigムービー、jigtwi(ジグツイ)のご紹介」 13:00-13:30 Opera Software ASA プレゼンテーター:ウェブ エヴァンジェリスト ダニエル デイビス氏 6月11日(金) 11:00-11:30 (共) 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 プレゼンテーター:加藤文彦氏 「学術資源のためのオープン・ソーシャル・セマンティックWebプラットフォーム・ プロジェクト(LOD.AC)」 12:00-12:30 (株) グレップファインド プレゼンテーター:代表取締役 斎藤 幸士氏 「FICCLe - 実世界とネットで活動を伝搬するソーシャル/プラットフォーム」 13:00-13:30 (株) Studio Ousia プレゼンテーター:山田 育矢氏 15:00-15:30 (株) アプリックス プレゼンテーター:R&D本部部長 吉岡 学氏 「Wireless IDEA - Aplix M2M solution のご紹介 〜最新Web技術と組込み技術の融合」 ミニパネルセッション:HTML5が拓く新たなウェブの可能性 日時:6月10日(木) 14:00-15:00 場所:幕張メッセ展示場第6ホール、ブース番号6A04 (来場受付の後に展示場に入ってすぐの場所です) 登壇者:羽田野 太巳(はたの ふとみ)氏 有限会社futomi 代表取締役 タイトル: HTML5マークアップの真価 概要: HTML5では数多くの要素が追加され、よりセマンティックになりました。 さらに、さまざまなデータを HTML上に記述できる多くのテクノロジーが 盛り込まれました。これらの概要を紹介し、それによって、ウェブがどう変わる のかを見ていきます。 登壇者:白石俊平氏 株式会社OpenWeb Technology代表、html5-developers-jp (HTML5開発者コミュニティ)管理人 タイトル:HTML5アプリに最適なアーキテクチャをさぐる 概要: HTML5アプリを作成するうえで、最適なアーキテクチャはなにか? 講演者も今現在HTML5アプリを作成中で、上記の問題を日々模索している段階です。 今回はその「中間報告」として、HTML5アプリを作る上で気づいた設計上の課題や 解決案について思うところを述べてみたいと思います。 登壇者:小松健作氏 NTTコミュニケーションズ 先端IPアーキテクチャセンタ 「html5とか勉強会」スタッフ タイトル: ソーシャルサービスを加速するWebSocket 概要: HTML5の中で双方向通信機能をサポートするWebSocket。このプロトコル/APIを 用いることで、リアルタイム性の高いソーシャルWebアプリケーションを開発する ことができます。このWebSocketについてWeb開発者兼NWエンジニアの講演者が 双方の視点から解説します。 関連URL:http://www.w3.org/, http://www.w3.org/2010/06/07-interop/ 沢山の皆さまのご参加、ご来場をお待ちしております。 どうぞ宜しくお願い致します。 ===================================================== Yoshiaki FUKAMI W3C/Keio, Advanced Web Application Lab. at Keio Univ. SFC 深見嘉明 慶應義塾大学 SFC次世代Web応用技術ラボ/政策・メディア研究科 Mail: yofukami@sfc.keio.ac.jp twitter: @rhys_no1 === Blog(JPN): http://d.hatena.ne.jp/yofukami/ ====== === Blog(ENG): http://yofukami.livejournal.com/ =====
Received on Sunday, 6 June 2010 09:07:13 UTC