- From: Takayuki Akimoto <taka-akimoto@thoton.co.jp>
- Date: Tue, 20 Jul 2010 19:48:32 +0900
- To: 小澤 郁人 <f-ozawa@b-s-c.co.jp>
- Cc: "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
小澤さま、みなさま、 >機能(論理的方向指定)の必要性についての理解はしてるつもりですので、 いや、私はニーズが極めて少ない、殆どないと考えています。 この認識がおそらく皆さんと異なっている点です。 以前、書かせて頂いたことの繰り返しになりますが、 単一の書字座標系(S, -S, -S'のいずれか)を 用いる言語では、いわゆる論理座標と同物理座標とが 一致、または関係が固定的です。 このため、これらの言語では通常、モード切替のニーズはありません。 確かに2つの書字座標系(SとS')を用いる言語(CJK)にはニーズがあります。 それでも必要なのはS<->S'切り替えだけしかないのです。 S'とはSを時計方向へ90度回転させた座標系のことですから、 この変換は端的にrotate(回転)と表現できます。 CJK言語でさえ、0°->90°、90°->0°以外は不要なのですから、 「論理」「物理」という概念を持ち出す必要性がないのです。 >まぁ、ラベルの名称だけの問題です。 そう言う見方も出来ます(私の案では、dirだけあればよく、 'writing-mode'は不要ということになりますが)。 重要なことは、CSSのユーザはエンジニアだけでは ないということです。 むしろ、多数派は平均的なコンテンツ製作者であり、 非ネイティブの英語話者人も多いはずです。 したがって、極力、平易な用語で表現しようとする努力が 必要なのです。 これがrotateについても検討してほしいという理由です。 CJK言語の以外の言語の使用者と、非エンジニアの コンテンツデザイナーの意見も聞ければいいですが・・・。 -- ソトン・グローバル・コンピューティング株式会社 代表取締役 秋元貴之 taka-akimoto@thoton.co.jp www.thoton.co.jp 03-3784-1286 080-3757-5689
Received on Tuesday, 20 July 2010 10:49:05 UTC