- From: Koji Ishii <kojiishi@gluesoft.co.jp>
- Date: Mon, 20 Dec 2010 23:49:03 -0500
- To: "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
石井です。いつも質問ばかりで済みませんが、縦書について質問させてください。 Writing-modes WD 6.1.1. Orthogonal Flowsに書いてある赤字部分について、このMLでの意見をお伺いしたいです。 http://dev.w3.org/csswg/css3-writing-modes/#orthogonal-flows 簡単に問題を説明すると、ルート要素に縦書きが指定された場合のボックスの計算方法は4.1. Box Layout in Vertical Writing Modes http://dev.w3.org/csswg/css3-writing-modes/#vertical-layout に書いてあるのですが、縦横混在文書、つまり親要素と異なるwriting-modeが指定された場合の説明が6.1.1.になります(この構成は分かりづらいので、ボックスモデルでまとめるような章立てに直す方向で調整中です。) 赤字部分の問題を例として説明すると、全体が横書き文書の中に縦書きのdivがあり、かつそれにheightが指定されていなかった場合、どのような挙動が望ましいか、というのが質問になります。現在考えられている案は 1. max-content sizeを使う 2. 100vh[1]を使う 3. その時点でのwidthを使う の三つがあります。 1. max-content sizeだと、height指定のない縦書divに長い文章を入れると、まったく改行されず、下に延々と伸びて行ってしまいます。 2. 100vhや3. widthだと、ウィンドウサイズによってレイアウトが変わってしまいます。 いずれにしてもレイアウトを固定したい場合にはheightを指定するだろうと考えると、2か3でいいような気がしますし、heightを指定することを推奨するべきだ、という観点からすれば、1の方が指定し忘れには気が付きやすいかもしれません。 ちなみに現在のIEは、詳しい中身は分かりませんが、なんらかの経験値により適当な値を計算しているようです。 このMLの方々は知識も豊富なので、縦横混在でheightを指定しないなんてありえない、というご意見もあるとは思いますが、それでも何か規定しないと規格としては成り立たないので、ご意見お聞かせいただけると幸いです。 よろしくお願いいたします。 [1] http://dev.w3.org/csswg/css3-values/#the-vh-unit
Received on Tuesday, 21 December 2010 04:52:24 UTC