- From: Futomi Hatano <info@html5.jp>
- Date: Thu, 15 Apr 2010 16:42:47 +0900
- To: public-html-ig-jp@w3.org
羽田野です。 神崎さん、過去の経緯を教えてくださって、ありがとうございます。 整合性がなかったことについて、その理由が良く分かりました。 HTML5仕様の「4.8.16 Dimension attributes」によると、神崎さんのおっし ゃる通り、数字しか入れてはいけないことになっているんですよね。 そのため、HTML5においては、width IDL属性が DOMString である必要はな いんですよね。 とはいえ、過去との互換性を考慮した上での判断だったんでしょうね。 改めまして、ありがとうございました。 On Fri, 9 Apr 2010 17:48:01 +0900 KANZAKI Masahide <mkanzaki@gmail.com> wrote: > こんにちは、神崎です。 > > 詳しく調べている時間がないのですが、HTML5 IDLの定義は、既存要素型に関しては基本的にはDOM 2 > HTMLのIDLを引き継いでいて、DOM > HTMLでの属性定義は、HTML4のDTDでの定義に基づいているはずです。で、HTML4でのこれらwidth属性値はLength、すなわちピクセル数もしくはパーセントが使えるものでした。パーセントがあるので、単純にNUMBERとするわけにはいかず、DOM > 1 HTMLでは結果的に(HTMLImageElementも含めて)DOMStringとして定義されます。 > > しかし、img要素のwidth/heightなどについては、DOM > 2策定時の議論で、DOMStringでは問題ありとして、longに変更されました(他の要素型についてそのままだった理由は、今、ちょっとよく分かりません)。 > > これらの属性がreadonlyなら、文書でパーセント指定した属性値でも、計算結果としてCSSピクセルを返すということで全部longでよさそうです。しかし、プログラムから値の変更ができ、その値にパーセントも許すとなると、DOMStringが必要になりそうです。 > > とはいえ、HTML5でのwidth属性値は、4.8.16 Dimension > attributesあたりを読むと、パーセント指定は許されないんでしょうか。4.8.16がwidth属性の定義だとすれば、IDLをlongにするほうが整合性が取れるんでしょうね。 > > ちなみに、object要素にパーセント値を指定したらどうなるの、という話が[1]で提起されていましたが、あまり盛り上がらなかったようです。 > > [1] http://lists.w3.org/Archives/Public/public-html/2009Oct/0465.html > > -- > @prefix : <http://www.kanzaki.com/ns/sig#> . <> :from [:name > "KANZAKI Masahide"; :nick "masaka"; :email "mkanzaki@gmail.com"]. -- Futomi Hatano http://www.html5.jp/ http://www.futomi.com/ http://twitter.com/futomi
Received on Thursday, 15 April 2010 07:43:21 UTC