- From: Kobayashi Toshi <binn@k.email.ne.jp>
- Date: Wed, 10 Jun 2026 14:04:48 +0900
- To: JLReq TF 日本語 <public-i18n-japanese@w3.org>
“# 9.2 見出しや図版などの挿入”を書き直しました. GitHubの“9.1_行間 #126”の“#9.2 見出しや図版などの挿入”を以下のように書き直しました.ご検討,よろしく. ------以下が案----- # 9.2 見出しや図版などの挿入 段落の前後に見出し,図版、後注など異なった要素が挿入される場合のサイズについて解説する。この処理について大きく分けると、任意の数値を使う場合と、行取りシステムを使用する場合がある。 ## 9.2.1 任意の数値を使う この場合には、挿入される見出しなどの前後の空間を適切な値で指定すれば良い。以下,この項では挿入される見出し等を挿入段落とよぶ. 小見出しなどでは,小見出しの前を1行アキ(空行を挿入)とする方法も行われている. なお,段組でこの方法を採用した場合,挿入段落の後続する行は,隣接する別の段(見出し等が挿入されていない)の行位置とにずれが出る.これを避け,視覚的にバランスよく隣接する別の段との行位置をそろえる場合,挿入段落の前後のアキを調整してそろえるようにする. (英文で段組で左右の行が揃っている図を示す)目的が似ている。 そろえる方法には,次の2がある. - 挿入段落の前のアキは,決められたアキにし,アキの調整は挿入段落の後ろのアキに追加する.後注を挿入する場合に利用されている. - 挿入段落の前後のアキに均等に調整するアキを追加する.図版を挿入する場合に利用されている. 注記 1つの段に2つ以上の挿入段落がある場合,それぞれの挿入段落ごとにアキを調整して行位置をそろえる方法と,段組の前端及び後端がそろっていればよいとし,挿入段落のすべてのアキを均等に調整する方法がある.また,挿入段落の後ろのアキを調整する方法で,挿入段落が段組の領域の末尾に配置される場合,アキの調整は挿入段落の前で行う. ### 9.2.2 行取りシステムを使用する 行取りシステムとは、挿入する見出し等の占める行送り方向の大きさを,挿入する前後の段落の文字サイズと行間を前提として,その行数で指示して見出し等を配置する方法である.見出しの指示に利用されており,例えば,大見出し(最もレベルの高い見出し)は4行ドリ,中見出し(中間のレベルの見出し)は3行ドリ,小見出し(最も小さいレベルの見出し)は2行ドリといったように指示する. 段組でこの方法を採用した場合,挿入する見出しの後続する段落の行位置は,見出しの挿入されていない隣接する段の行位置はそろう. なお,行ドリした領域の中央の位置に見出しを配置する方法が多い.例えば2行ドリ中央と指示する.しかし,行ドリで指定した領域の先頭からのアキの大きさを指定して配置する場合もある. 文字サイズを10ポイント,行間を8ポイント,見出しの文字サイズを12ポイントとし,2行ドリ中央に配置する場合は,以下のようになる(図を参照). - 2行の領域の大きさ(前後の行間を除く) 10+8+10=28ポイント - その中央に見出しを配置する場合の前および後ろのアキ (28−12)/2=8ポイント - 段落の途中に見出しが配置される場合の前および後ろの行間 8+8=16ポイント - 領域の先頭に見出しが配置される場合 領域の先頭との行間 8ポイント 次の本文の段落との行間 8+8=16ポイント なお,見出しではサブタイルがつく,あるいは見出しの文字数が多く複数行になる場合がある.この場合,サブタイルがつく見出し又は複数行の見出しは,その全体を一体とし扱い,指示された領域内の中央又は指示された位置に見出しを配置する. また,1行だけの見出しの行ドリよりは,サブタイトル又は複数行となる見出しの行ドリを増やす.サブタイトル又は2行の見出しは行ドリ数を1行増やす.同一レベルの見出しでも,行ドリ数に違いが出ることになる.さらに見出しが単独で出現する場合と重なって見出しが出現する場合がある.この場合も,それぞれの見出しの前後のアキが,単独で出現する場合アキと重なって見出しが出現する場合のアキをできるだけそろえる必要があり,行ドリ数が調整されることが望ましい場合も出る.
Received on Wednesday, 10 June 2026 05:05:18 UTC