行取りという考え方について:忘れないうちに

木田さま、小林先生、皆さま

浦山です。
今日の会議は、けっこう頭のなかがシャッフルされました。

私もそうですが、従来の組版作業では、ページサイズ、版面と余白のサイズ、
文字数と行数を最初に決めます。そして、そこに文字や図版を収めていくために、
見出しや表組や図版まわりの処理を「行取り」で考えると、
いろいろと楽でしたし、組み上がりもきれいでした。

(ただし、小林先生の言われた「端数はここで調整してね」も、
必要に応じて指示していました。)

ところが、デジタルの世界では、ページという概念がなく、
しかもさまざまなサイズの文字や行間が自由に設定できるので、
とくに「行取り」にこだわる必要はなくなったように思います。

なので、JLreq-dで「行取り」に触れなくてもよいのかもしれませんが、
私が思うに、「行取り」にはそれなりのメリットがあるので、
たとえば、本日の会議で話の出た、段組みがきれいにそろうとか、
複数の領域を同一の仕上がりにそろえたいという要求に応えられるとか、
「行取り」のメリットをいろいろ述べて、
それをエンジニアに選択してもらえるとよいと考えます。

「行取り」を使うと、日本語をきれいに組版・表示できる!というのは、
売りになると思いました。

追伸
今月26日のJLTFミーティングは、旅に出るので欠席させていただきます。
よろしくお願いいたします。

Received on Wednesday, 13 May 2026 07:26:20 UTC