- From: Urayama <urara@peace.ocn.ne.jp>
- Date: Thu, 09 Apr 2026 15:24:43 +0900
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小林先生、皆さま 「行間」で説明されることには賛同いたします。 先頭行にルビが付く場合から説明するのではなく、 まずは同じサイズのフォントだけで組むという基本形を説明し、 そのあとでイレギュラーな場合を取り上げる方向がよいと思います。 イレギュラーな場合とは、 ・横組で、先頭行に上ルビが付く、最終行に下ルビが付く ・親文字のサイズを変える(小見出しを大きく、かっこ書きを小さく) などの例です。 「上ルビ」「下ルビ」という言い方が正しいのかどうかわかりませんが、 例(『改訂版 日本史A』山川出版社)を添付します。 ただし、いずれにしても、図解はぜひとも必要と思います。 なお、版面サイズを一定にするのは、紙の裏表で本文の刷り位置をそろえ、 伝統的に「裏写り」を防ぐ意味があったようにも思っています。 浦山 ----- Kobayashi Toshi さんは書きました: >みなさま > > 小林 敏 です. > >行の配置の説明については,次のように考えたらどうかと,現時点では考えています.ご意見をお 寄せください. > >A 説明は,隣接する行に配置する文字のボディの間隔である行間で行う. > >理由1 “段落内の行の配置については,行送りを同一にする”という説明は問題がある.というの は,行送り方向の文字位置を示す“文字そろえ”と“行送りの際の基準点”が同じ場合は,上記の説 明でよい.しかし,この2つが異なっている場合,例えば,文字そろえはセンター,基準点が文字の 先端(横組でいえば上端)の場合,例えば,10ポ,行間8ポの中に8ポを挿入した場合,10ポの部分の 行送りは18ポであるが,8ポの部分は19ポにしないといけない. > >そもそも,実際には,こうした処理はたぶんしていない.8ポの部分も10ポとまず考え配置し,その うえで必要な文字そろえの位置に移動させればよい. > >理由2 行送りよりは行間の方が直感的で説明しやすい. > >たとえば,異なった文字サイズの段落が挿入される場合があります.注や引用文などです.この場 合,注や引用文の前の段落との行間が問題となります.伝統的な方法は,この行間は本文の行間と同 じにするというものです. > >この説明を行う場合,例えば,本文が10ポ,行間8ポとします.この場合,注や引用文末尾行のボ ディの末端と注や引用文の先頭行の先端との間を8ポにするということです.これを行送りで説明す る場合,文字の基準点が問題となり,文字の中心の場合は,17ポとなり,文字の先端の場合は18ポと なります. > >図解して示す場合も行間の方が直感的でわかりやすいでしょう. > >B 行間,行送り,行高の説明は行わない. > >C ここでは,あくまで配置された結果だけを示し,具体的な処理方法は問題外とする.その説明 も簡単に行っておく必要があるでしょう. > >D 説明の順序を次のようにする. > >1 領域の先頭にどう配置し,次に2行目をどう配置するかという説明は,最初には行わない.面倒 な説明は後回しにし,まず1つの段落において,すべてその段落内の同じ文字サイズである場合は, 行間を同じにするということを説明する.同じ文字サイズの段落が連続する場合(段落間を空けて, 段落を示す場合は除き)も,段落の間の行間も同じにする,という説明を行う(段落間を空けて段落 を示す方法は後述する).これは,行間が乱れると,読んでいく際のリズムが壊れ,読みやすさを損 なう恐れがあるからである,ということの説明をまず行う. > >2 読んでいく際のリズムが壊れないように保つための例外的な処理ともいえる行にルビがつく場 合,小さな文字,大きな文字が挿入される場合を説明する.なお,大きな文字の場合,隣接する行に 文字などが重なるときは除外すること,この処理は後述する旨も断っておく. > >3 その後で,領域の先頭にルビがつく場合,小さな文字,大きな文字が挿入される行がある場合の 方法を説明する.これには以下の2つがある.どちらかはアプリケーションの機能や選択による旨を 書いておく.また伝統的な方法がなぜ選ばれていたのかの理由も書いておく.それは,版面サイズの 行送り方向のサイズを一定に保ち,また,可能であるかぎり行位置をできるだけ指定された位置に配 置し,整った印象を与えるためであるといった説明を書いておく.その必要がなければ伝統的な方法 でなくてもよくなる,ということも. > 1)伝統的な方法 > 2)その行の先頭(ルビがつけば,その先端,大きな文字は挿入される場合はその先端など)を先 端とする. > >E Dの2の説明などでは,一般的な説明は直感的にわかるように書くことが難しいので,その方法 はとらない.具体例を図解し,その図に従って説明を行う. > >例えば,ルビの場合,図に示したうえで,ルビのまったくついていない行間(aとする),ルビがつ いた行のルビのついていない部分の行間(bとする),ルビのついている箇所の行間(cとする)とし た場合,aとbを同じとし,cは狭くなるという説明を行う. > >以上のように考えています.この方向で何か書いてみることにいたします.
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Received on Thursday, 9 April 2026 06:38:03 UTC