RE: 読みやすさ、誤読を避ける

Taro Yamamoto 様

 小林 敏 です.

  Taro Yamamoto さんwrote

>	> 25字目に全角空白 そのまま
>
>これだと、24文字目の後ろで強制改行されている場合と(特に全角等幅の文字だけが
>用いられている場合には)区別がつかなくなるのでは?

多くの本では,
> 25字目に全角空白 そのまま
としています.

そして,ご指摘の通り,強制改行との区別がつきにくいという欠点があります.しかし,全角空白の前には,通常は“。”は付くケースは少ないので,その問題は,いくらか解消される.

そして,25字目に全角空白を配意しないと,通常は,全角の調整が発生するという問題もある.

以下のどれを重視するかの問題でもある.
 - 行末の全角空白を削除することは,本当を言えばできれば避けたい.全角空白にはそれなりに意味があるから.
 - 全角空白の意味は,ある意味では区切りであるから,行頭と行末に分かれる場合には削除することは許容できる.(むかし,読点が26字目にきた場合,削除するなんて方法もとられていたが,それはあまりに乱暴だということで最近はそういう話は聞かない.)
 - 全角空白の意味を尊重するからといって,次行の行頭に配置,強制改行の誤解を生むことはよくない.
 - 前行の行末に“。”はないから,次行の行頭に空白があっても誤解は少ない.
 - 不必要な字間の調整は,できれば避けたい.
 - いや,自動処理だから,多少は許される.

以下の5つの処理がありうる.従来から行われてきたaでいいとは思うが,dも結構いいのではとも一瞬思うこともある.記事の内容によるが,分かち書きでは,行末の空白の削除は問題は少ないと思う.最終的には編集者の判断だということになるでしょう.
a 25字に空白を配置,26字目は削除
b 25字の空白は削除,26字目も削除
c 25字に空白を配置,26字目は,次行行頭に配置
d 25字に空白を配置,26字は次行行頭に配置とるが,これは行頭配置禁止として,行の調整処理を行い,前行行末の漢字か仮名を次行行頭にもってくる.
e 空白文字は,行末及び行頭禁則文字として処理する.

 

Received on Friday, 5 December 2025 03:57:45 UTC