Re: 12月14日(日)の忘年会

みんさま

 小林 敏 です.

前回の編集会議で話題になった,読みやすさについて,日本語の書き方での工夫についてまとめてみました.ご検討ください.例文で,もっといい例があればよいとも思ってもいます.

-----以下が掲載したもの-------

 語句の区切りと読みやすさ

漢字や仮名を用いた日本語では,通常は英語のように単語間にアキをとらない.語句の内容により,漢字,平仮名及び片仮名を選択し,使い分けているが,これにより単語が認識できるからである.しかし,語句の並びによっては意味が不明になったり,誤解を与えるケースもでる.こうしたことを避け,読みやすくするために,いくつかの工夫が行われている.次にその例を示す.GitHubにも掲載してあります.

- 文字種を変える.
    - 例1 通常は平仮名を使用する語句を特別に片仮名にする.
    商業利用よりより積極的に行動する… →商業利用よりヨリ積極的に行動する…

    - 例2 漢字が連続する箇所で,通常は漢字にする語句を平仮名にする.
    数万年の間隔離されていた植物… →数万年のあいだ隔離されていた植物…

- 約物を挿入する.
    - 例3 読点を挿入する.
     原因の探求がある事象を… →原因の探求が,ある事象を…(“原因の探求がある,事象を…”と読まれないように)

    - 例4 語句を括弧でくくる.
     このことを図「主要国のインフレ率」に示します.

    - 例5 中点を挿入する.
     古代・中世・近代

- 圏点を付ける.
    - 例6 圏点を付ける
    ここに来てはだしの人を見る… →ここに来てはだし【はだしに圏点を付ける】の人を見る…

- 語句の間を空ける.
    - 例7 分かち書きにする.仮名を主にした文章で利用されている.
     むかし むかし ある ところに、 おじいさんと おばあさんが すんで おりました。
    - 例8 語句の間を空ける.
    人名の姓と名の区切りとして空白を入れる.人名の姓と名の区切りは常識で判断できるので,通常は区切りを入れないが,単独で掲げる場合や分かりにくい,あるいは珍しい場合に採用されている.なお,外国人名を片仮名で示す場合は,姓と名は中点で区切る例が多い.
 東郷幸 →東 郷幸(あずま さとゆき)

Received on Saturday, 29 November 2025 23:10:51 UTC