[W3C] 日仏連携の共同記者会見につきましてのご案内

*本メールマガジンは、W3C/Keioが企画運営もしくは参加する各種セミナーや展示会にご来場くださいました皆さまへお送りしております。配信停止はメール下部よりお願い致します。

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いつもご愛読ありがとうございます。
W3C/Keioサイトマネージャ 一色正男に代わりまして、この場をお借りして日仏連携の共同記者会見につきましてご連絡申し上げます。

この度、慶應義塾大学SFC研究所(以下「SFC研究所」)では、欧州情報処理数学研究コンソーシアム(以下「ERCIM」)と研究委託契約を締結致しました。

近年、「電子書籍元年」とも言われ、旧来から親しまれている文庫本に加え、ライトノベル等の一般的な書籍コンテンツが電子書籍化されております。また、小中学校向けの教科書も電子書籍化されつつあり、特に国語の教科書で一般的に利用されるテキストの縦書やルビ情報等の各種表現形式を電子書籍上でも的確に取り扱うために、技術的課題に関するより一層の研究と改善が必要とされております。
一方、電子書籍のための国際的標準形式であるEPUBは、HTMLやCSS等の各種Web標準にもとづいて規定されているため、Web技術の国際標準化団体であるW3Cにおいて、Web技術における電子書籍コンテンツの国際化およびその普及へ向けた対応が急務となっております。

SFC研究所はW3Cホスト機関として長年Web国際標準化に貢献しておりますが、Web技術の国際化対応およびその普及をより強力に推進するためには、縦書表現やルビ付与等、日本語コンテツならではの複雑な表現形式の取り扱いに関する研究が必要とされており、この度、当該分野の専門家を擁するERCIMに研究委託を行った上で共同で研究を進めることといたしました。

この度、以下の要領で研究委託に関する記者会見を整えました。

 日時:11月1日(金) 10:00am - 11:15am 
 場所:フランス大使館  1階アトリウム 東京都港区南麻布4-11-44
 http://www.ambafrance-jp.org/article288
 形態:共同記者会見・調印式
 壇上参加者:フランス大使館科学技術部参事官 Jacques Maleval氏
		 	 慶應義塾大学 村井純・一色正男
		 	 W3C/ERCIM Associate Chair & Director of International Relations   Daniel Dardailler
			 日仏情報学連携研究拠点共同ディレクター Philippe Codognet氏
 議題:ウェブのマルチ言語化と日仏技術連携の発表
 言語:英語←→日本語(逐次通訳)
 *当日の会見・調印式終了後、フランス大使館のご協力で軽い歓談の席をご用意下さっています。

ご参加のお申し込みは、添付のご案内中のお申し込み用紙に必要事項をご記入の上、下記番号へファクス下さい。
本件につきまして、フランス大使館へは事前申請がないと入館できません為、ご希望の方は必ず事前にお知らせいただけますようお願い申し上げます。

ご不明点やご質問がございましたらお知らせ下さいませ。
皆様のお越しをお待ち致しております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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吉澤直美
慶應義塾大学 SFC研究所 W3C
〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤5322
Tel:0466-49-1170  Fax:0466-49-1171

Received on Monday, 28 October 2013 02:14:50 UTC