W3C home > Mailing lists > Public > public-html-ig-jp@w3.org > January 2011

RE: ルビについて(利用者からの若干の経験)

From: 大鷲 和紀 <aetos@aetofolia.jp>
Date: Sun, 16 Jan 2011 20:22:52 -0800
To: Taro Matsuzawa <btm@tech.email.ne.jp>
CC: "public-html-ig-jp@w3.org" <public-html-ig-jp@w3.org>
Message-ID: <63A7F4FCACB43346BADC76DDF05A70DF056C6EA44A@SG1RD3XVS131.red003.local>
大鷲と申します。

ずっとROMしていましたが、ちょっと心当たりのある話が出てきたので一言だけ。

あまり望ましいケースだとは思いませんが、ルビで読まないと
意味が通じない場合というのがままあります。

うまい例を挙げられなくて申し訳ありませんが、たとえば

キレ
爆発た

とか。

「爆発し」に「キレ」と振ってあれば、「爆発した」とも「キレた」とも読めますが、
最初から「キレた」と読むことしか想定せずにルビを振った結果、
無理に読むと「爆発た」になってしまうというような。

上記のような場合は、「爆発し」にルビを振れば解消できますが、
とっさに例が思いつきませんけど、送り仮名が一致しないケースなど、
もうどうやっても地の文で読めない場合もあります。

具体例を見つけたらまた報告させていただきたいと思います。

-----Original Message-----
From: public-html-ig-jp-request@w3.org [mailto:public-html-ig-jp-request@w3.org] On Behalf Of Taro Matsuzawa
Sent: Monday, January 17, 2011 12:06 PM
To: Takayuki Akimoto
Cc: NAKATA Yasuhiro; 北村 弥生; Makoto; 奥村 晴彦; Yayoi Kitamura; public-html-ig-jp@w3.org
Subject: Re: ルビについて(利用者からの若干の経験)

松澤です。

# すいません、またW3Cのアーカイブの選択でヘマしてしまい、
# public-html-ig-jp に流れるのが遅くなってしまっています。すいません...

(11/01/16 15:51), Takayuki Akimoto wrote:
>> 僕はほとんどライトノベルというジャンルの本しか読まないのですが、
>> そのなかでwikipediaにあるルビに依存した“当て字”に
>> 当てはまるものはほとんどのページにルビをふっていて、
>> 省略するケースはほとんどありません。
>>
>> あと、手元にある官能小説で発見した変わった例がありました。
>> 同一ページ上に「眠り人形」に「クドクラ」と「クルースニク」と
>> 二つルビがふってあるというものです。
> 
> まあ、若い障害者なら、あらゆるジャンルの本を楽しみたいでしょう。
> 
> しかし、当て字ルビを多用した極めて高度で現代的な日本語表現には
> アクセスできないことになってしまったら、問題だと思います。
> 
> この問題については、私がさきほど書いたとおり、
> やはり、漢字とよみの両方を発声させる必要があるでは??
> 

この問題について、今たまたま見ていたサイトで
ちょっとした問題がありました。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1101/13/news092.html

このニュースリリースに「とある科学の超電磁砲」とありますが、
これは「とあるかがくのレールガン」と読みます。

僕はこの漢字の表記を見ただけでレールガンと補完するぐらい
馴染みがあって、たぶんこれは視覚に頼ったものになります。
これを聴覚で代用するとなると、やはり漢字での情報がないと
多くの既存の「ルビを使わないサイト」では
分からなくなってしまうと思います。

特殊なものとなってしまうとWebサイトでもルビのような情報を
つけてくれるものが多いのですが、
先ほど例にだした「超電磁砲」は若者に取っては一般的になりすぎて
何も補足しないというのが普通になってしまっています。
# どのぐらい一般的かっていうと何も特殊な設定をしていない
# Google日本語入力でも「れーるがん」と入力すると「超電磁砲」と
# 補完するぐらいです。

個人的には漢字とルビの両方を発音するというケースは必要ですが、
あくまで選択できるべきだとは思います。
つまり、ルビを優先するモードと両方を出すモードです。
cssを使うならルビの部分だけ違うvoice-familyを指定するとか
なるべく文章のテンポを崩さずに処理する方法も
模索した方がいいかと思います。
# ライトノベルの分野では文章のテンポに依存したものがよくあります。
それと同時にルビをキャッシュする仕組みも必要かと思います。
これはこのMLで扱う内容ではないかと思いますが、
こういった一般的になりつつあるルビの表現を蓄えておいて、
「ルビを使わないサイト」でも表現できるといいのではと。
# KAKASIのライトノベルのルビ対応版みたいな辞書とか...
ただ、これは実際この手の研究をされている方に意見を伺いたいです。

ではでは。
-- 
<------------------------------------------->
Taro Matsuzawa AKA btm
mail : btm@tech.email.ne.jp
web page : http://d.hatena.ne.jp/smellman/

skype : smellman
proj: http://sourceforge.jp/projects/elecoma/

<------------------------------------------->



Received on Monday, 17 January 2011 08:07:42 GMT

This archive was generated by hypermail 2.2.0+W3C-0.50 : Monday, 17 January 2011 08:07:44 GMT