Re: 縦書きにおける方向関連の議論のいったん整理

HTML5でも、左右に関しては「論理プロパティ」がしっかりと市民権を得ているのですね。

>ご覧のように、 英語や日本語のように、文字を左から右へ読む言語の場合、canvas 要素のスタイルに
directionプロパティーがセットされていなければ、Canvas の textAlign 属性の値が "start" と "left"
の結果は同じになります。 同様に、Canvas の textAlign 属性の値が "end" と "right" の結果も同じになります。
>しかし、"start" と "left" 、そして、"end" と "right" が Canvas
内で同じに解釈されているわけではありません。たまたま、文字を左から右へ読む言語だったため、結果が同じになったに過ぎません。"start"
とはアンカーポイントから>「言語の読む向き」に向かって文字列を描画するのに対し、"left"
は「言語の読む向き」にかかわらず強制的にアンカーポイントを基準に左寄せで(アンカーポイントの右側に)文字列を描画します。これを実際に試してみましょう。
>canvas 要素のスタイルで direction プロパティーに "rtl" を、unicode-bidi プロパティーに
"bidi-override" をセットすると、Canvas 内に描画される文字は強制的に右から左へ描画されます。

http://www.html5.jp/canvas/ref/property/textAlign.html

ちなみに、この場合の「論理/logical」という言い方は正しいのでしょう。見た目の(physical)文字の並び順序に関わらず、実際に読まれる(logical)文字の並び順序だよ、という意味なので。
一方、横組みのテキスト中に縦組みのテキストが存在していても、文字の並び順(論理的な順序)が変わってしまう、ということではないはずです。

> 「absolute」なのですね。「ダメ、絶対!」(by のりピー)って感じ(^^;)

ノリピーは「絶対にダメ」と自分で言いながら、やってしまった人ですが・・・(余談ですが)。

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Received on Monday, 19 July 2010 12:41:03 UTC